試乗記 関連ニュース - Autoblog 日本版

試乗記

  • First Drive: 【海外試乗記】Audi Q2、お薦めはベーシックグレード、ライバルはズバリMINI:山田弘樹
    2017年03月27日 17時00分

    アウディはいま、静かに変革の時を迎えている。  大げさに聞こえるかもしれないが、チューリッヒでの2日間の試乗を終え、ボクはそう感じた。 Audi Q2はアウディが次世代に問うコンパクトSUV。アウディらしからぬポップ&キュートなルックスからもわかる通り、Qシリーズ(アウディのSUVグレード)の中でもその立ち位置は、「Q2のヤンチャな弟」というキャラクターなのだという。  スリーサイズは全長×全幅×全高が4190×1790×1510mm。コンパクトなボディはA3がベースというよりも、A3やAudi TTと共用する最新のFWD用モジュール(MQB)をベースに構成されている。VWグループは早くからこのモジュール構造を採用しており、これによってインパネ周りのサイズは決まってしまうらしいが、それぞれのキャラクターに合わせたボディメイクが可能となっている。  ちなみにその生産は、本拠地であるインゴルシュタット。A3やTTと同じ、最新の生産ラインで作られている。  エンジンはガソリンが1.0/1.4/2.0TSFIの3種類、ディーゼルが1.6/2.0TDIの2種類。その中でも今回ボクは、1.0/2.0TSFIと1.6TDIに試乗できた。参考までに日本に一番最初に導入されるのは来年で、グレードは1.4TSFIのSトロニックモデル。2リッターは現在検討中で、ディーゼルはまだちょっと先の話になりそうな気配であった。...

  • Featured: 【試乗記】ランボルギーニ ウラカン LP580-2 スパイダー、荒々しいだけのスーパースポーツではなく、洗練された猛獣だ:木下隆之
    2017年03月26日 17時00分

     まったくもって、ランボルギーニというイタリアのメーカーは遠慮がない。超高性能フラッグシップのアヴァンタドールに、そのスペックをわずかも抑えることなくスパイダーをリリースしたのだから、弟分たるウラカンにさえ屋根を取っ払ってしまうであろうことは想像していた。とはいえ、こうして現実になり、ステアリングを握ってみると、ランボルギーニの熱い魂に吸い込まれてしまう。  ウラカンには「LP610-4スパイダー」が存在している。610psと途方も無いパワーをしぼりだし、4輪で駆動させるバケモノだ。  今回試乗したのは「LP580-2スパイダー」である。ランボルギーニの公式どおりに、グレード名がパワーと駆動方式をアピールする。そう、580psを誇るエンジンを縦置きに搭載し(LP)、そのパワーを2輪で受け止めるというミッドシップマシンなのである。ある意味刺激的である。  まず最初にスペックを公表しておこう。ボディサイズは全長4459mm×全幅1924mm×全高1180mmである。乾燥重量は1509kg。  V型10気筒5.2リッターユニットをミッドシップに縦置きで搭載、最高出力は580ps/8000rpm、最大トルクは540Nm/6500rpmを炸裂させる。ミッションは7速2ペダルである。スペックを確認しただけで身震いする。  ちなみに、クローズドボディのウラカン「LP580-2」よりは、全高で15mm高く、車重も120kg増える。それは電動ルーフの処理によるものだろう。ともあれ、この強烈なスペックを思えば、ルーフの高さや乾燥重量の増加分などまったく感じさせないほど些細なことである。サーキットでタイムを計測でもしない限り、その差が現れることはないだろう。少なくとも体感的には、強烈に恐ろしいほど速いという以外にないのだ。...

  • First Drive: 【試乗記】英断か迷走か!? おいおい、もしやプチキャデラックになっちゃったのかい? スズキ・ワゴンR&ワゴンRスティングレー:小沢コージ
    2017年03月24日 17時00分

    ●ワゴンR伝説を天才、鈴木修・当時社長の大英断から振り返ってみる!  いやはや一瞬、見返しちゃいましたぜ! 新型ワゴンR、それも特に超ワイルド顔のスティングレー。今の激動の軽自動車界を象徴する旧盟主たる存在で、振り替えればそもそも93年に生まれた初代は、実に画期的な実用車でありました。 <初代ワゴンR>  ほどよく楕円や台形フォルムを使いつつ、キャビン、ヘッドライト、そのほか見事にボクシーな四角アイコンを多用したシンプルかつ美しいエクステリアデザイン。まさしく走る無印良品そのもの! でした。  インテリアもそっけないほど直線的でシンプルで、しかし使い易く、なにより当時他にない全高1.6m台のトールボーイコンセプトを軽初採用。  ウワサじゃスズキは初代ワゴンRに当初別の名前を付けて「ニッチな趣味人」向けだか「アルトの傍流」として売ろうとしていたもよう。ところが販売直前、カタログ印刷まである程度済んた段階で、当時社長だった鈴木修さんが、おい、これは次世代系の主流派になりうる!? 的な判断を下し、当時のアルトに代わる軽のメイン車種として位置づけることを決定(あくまでもウワサですけど)。  名前も「ワゴンもあ〜る」というダジャレのごとき発想でワゴンRと土壇場で変えて発売。そしたらいきなりバカ売れで、その後何年も軽販売のランキングトップに君臨! 一時は白ナンバートップのトヨタ・カローラを超えて、新国民車となったほどよ。  実際安くてシンプルで使い易くて良かったんですワゴンR。いま初代を見ると若干の貧弱さは否めないけど、助手席座面を開けると出てくるバケツとか使い易かったもんね。洗車道具などを入れとくのにも便利だったし。 ●なんとのび太とジャイアンぐらい全然違うキャラの振れ幅!  ワゴンRはその後、ダイハツ・ムーヴやホンダ・ライフなどフォロワーを生みつつ快進撃。ところが10年目の2003年にダイハツ・タント、2011年にはホンダN-BOXと、ワゴンR以上の背の高さと広さと両側スライドドアを持つスーパーハイト系が出ちゃったからたまらない。  正直どっちも特別カッコ良くなかったけど、超実用性に徹したところがウケまくって現在軽ベストセラーとして君臨中。ワゴンRを始めとするセミトールワゴンはすっかりセカンドグループに...

  • Featured: 【試乗記】BMW M240i、M2クーペに比べ簡単に言えば、細マッチョ!:山田弘樹
    2017年03月19日 17時00分

     世の中はとかく"飛び道具"にばかり反応するもので、その実一番使い心地が良いのは"中庸"であることを知らない。いや、本当に己を知る人ならばそれは知った上での余興を楽しみ、日々の営みは粛々としているものなのだろう。商売柄自分にはそういった上ずった声ばかりが多く聞こえてくるのだとは思うのだが。  BMW2シリーズクーペ。いまやとびきり大きくなってしまった3シリーズに対するアンチテーゼのようなこのスペシャリティも(BMWにとっては補填だろう)、やはり人気はトップレンジの「M2」なのだが、ボクはこのM240iが、かなり高得点だと思っている。 <M235i>  M240iはそれまで「235i」と名乗り、M2が登場するまで2シリーズクーペの看板を張っていたモデルの後継。搭載されるユニットにはBMWのストレート6を表す「N55型」の型式が与えられており、M2はもちろん、M3やM4もこのヘッドを使っている。 <M2>  M2と240iの違いは、M2が強度に優れるクローズドデッキの専用ブロックを手始めに、専用のトップ形状を持つピストン、M直系のクランクシャフトを装備していること。その他にもサーキット走行を前提としたラジエターやトランスミッションオイルクーラー、オイルポンプなど、専用イクイップメントが細かく盛り込まれている。 <M2>  こう書くとなんだかM2クーペの宣伝になってしまっている気もするが、ボクが言いたいのはそんなことじゃない。こうした補強を施されたM2のエンジンは、確かにM240iに比べ高回転で炸裂するパワー感や、その回転フィールがスカッと気持ち良いのだが、その分シャシー剛性も並行して高められ、ロードユースではそのウマミを存分に味わいきれないと感じるのだ。 <M2>  正確にいうならばこれにはちょっと注釈が必要で、M2クーペもその凄み(すごみ)だけなら十分にストリートで味わえる。ただしこれをシャブリ尽くそうとなると、かなり頭のネジを緩ませるか、もしくは何本か外さなくてはならない。それほどM2はサスペンションを含むシャシー剛性が高く(トレッドなんかフロントで70mm、リアで65mmもワイドなのだ)、ちょっとやそっとじゃ"駆け抜けて喜びを感じられない"のである。簡単に言えば、ちょいマッチョ過ぎ。 ...

  • Featured: 【試乗記】マツダ CX-5、引き算の美学で生み出されたデザイン、人車一体の感覚を盛り込んだハンドリング:木下隆之
    2017年03月17日 17時00分

     このところ強烈にブランド力を高めているマツダの最新作品が「CX-5」である。全てのモデルを、光沢と深みのあるソウルレッドでイメージ統一するなど、斬新な手法で存在感を得ているマツダの主力車種がこれ。試乗した印象からすると、これから街に溢れるであろう予感が強くするのだ。これは間違いなく売れる、そう思わせてくれた。  デザインがまず整っている。どこにも破綻がないのだ。マツダの最新アイデンティティとなる顔つきだから、正面から眺めればそれがマツダのモデルだと誰もが気づく。だがそれだけではない。全体的なシルエットも最近のマツダに統一した造形なのだ。  新型CX-5はライト類を横長に細め、眼光を鋭くした。だが、強烈な印象を残すのはそこだけだ。ボディ全体には派手な突起やこれ見よがしの隆起や、あるいはアイキャッチとなるようなポイントがない。 「引き算の美学」   マツダのデザイナーは自らのコンセプトをこう呼ぶ。最近は各社、押し出しの強いデザインが好みのようだが、それとは背を向ける。一つの塊からシルエットをつくりだしてから、一筆二筆を足していく手法が目立つ。それは飽きのこないデザインだというのだが、マツダの引き算の美学で生み出されたCX-5こそ、シンプルがゆえに長く付き合えるような気がした。 <先代 / 現行>  それでも、先代に比較してAピラーポストを35mm後退させるなどで、ノーズが長く見えるようになった。SUV特有の、ともすればずんぐりと凡庸に見えるシルエットから脱却している。車格感が高まったような印象を受けるのだ。  ちなみに、マツダがイメージ戦略上統一していたソウルレッドは、CX-5になって微妙に変化させている。光や角度によって表情を変えるそれは、CX-5になってよりクリスタル度が高まっている。  大人になった印象は、コクピットにも表れていた。これまでのような、どこか大衆車的な香りが薄らいでいる。インテリアも引き算の美学でデザインされているようで、派手な凹凸は少ない。ここもシンプルなのだ。  だが、シート素材や細部のデザインには手が加えられているし、ダブルステッチの縫い合わせを採用するなど、高級感が加わったと思える。...

  • First Drive: 【海外試乗記】10年ぶりに復活を遂げた「スーパースポーツ」、DUCATIには苦手と思われたずぼらなライディングも許容する!?:鈴木大五郎
    2017年03月16日 17時00分

       年末に行なわれる「インターモト」や「ミラノショー(EICMA)」でお披露目されたニューモデルは、翌年の春先に発売されることが多い。メーカーはそれまでの冬の間に発表試乗会をおこない、我々が試乗してインプレを書いて誌面を賑わせる。  しかし多くのバイクメーカーにとっては極寒期にあたり、工場からの出来立てホヤホヤのマシンを近場でテストすることは困難(バイクはそこがつらい)。そこで選ばれるのがスペインだ。 僕自身、海外試乗会にはもう数十回参加させてもらっているのだけれど、その8割越えがスペインで行なわれている。それは比較的気候が温暖ということがひとつ。そして、雨が少ないというのが2つ目の理由であろう(バイクにとっては非常に重要)。 しかし・・・スペインは遠い。  昨年、十数年ぶりに我が国からの直行便が復活したのであるが、まだまだ本数は少ないらしくそれにはいまだに乗った試しはない。さらに我々がテストする場所はバルセロナやマドリッドではなくて、やっぱり僻地。いや、実際はスペインといえどもそのあたりはやはり寒く、温暖な場所を探していくと地中海沿いの南部となることがほとんど。通常3本のフライトを乗り継ぎ、フラフラになって現地へ到着・・・と、なんでそんなつらそうなことを行なっているかといえば、それがやっぱり刺激的で楽しいからにほかならない。開発者たちの熱い思いを生の声で聞き、彼らがもっとも相応しいと思われるシチュエーションでニューマシンを思いっきり走らせることが出来るから、2泊5日のような強行スケジュールであっても喜んで出かけていくわけだ。  ドゥカティのニューモデル、「スーパースポーツ」の発表試乗会の会場はやはりスペイン。太陽がまぶしいアンダルシア地方、セビリアで行われた。ドゥカティにとって、10年ぶりの復活となるこのネーミング。スーパースポーツというと、我が国ではレーサーレプリカ的なカリカリなマシンをイメージさせる。  しかし、ドゥカティの「スーパースポーツ」というモデル名は、サーキット走行やレースに限定されない、もっと守備範囲の広いキャラクターとなっており、それらの業務は「851」から「916」・・・、そして「パニガーレ」へと続く"スーパーバイク系"が受け持つことになっている。 スーパースポーツシリーズの「900...

  • First Drive: 【試乗記】ボルボS90&V90、デキスギ君がジャイアンとケンカ!? 待ってろビーエムメルセデス! 北欧のロールスはドイツ勢を駆逐できるか??:小沢コージ
    2017年03月15日 17時00分

    ●時代と価値観が刻々と変わっていきます  いやはや時代も変わるもんですなぁ。まさか、北欧の地味&イイ人ブランドのボルボが本気でメルセデス、BMWに対抗してくる日が来るとは。言わばドラえもんで言うのび太じゃなくって、デキスギ君が本気でジャイアンに挑むかのような時代変革!! それがこの新型ボルボV90&S90のプレミアムラージセダン&ワゴンの本質ですよ。  SUV以外の90シリーズとしては久々の復活で正確には今から20年近く前の1998年以来。ぶっちゃけ言うとこのクラスはメルセデス・ベンツEクラス、BMW5シリーズの独壇場でボルボみたいな控えめ系は遠慮し、ガチなバトルをほぼ諦めていたんです。セダンではなくハズシのワゴンで趣味人を狙おうみたいな。 <XC90>  ところが! ボルボも不況に苦しみ、存続危機の憂き目に会い、親会社も変わって心機一転。攻めの姿勢に出たわけで、それが去年日本に出るなり1000台以上をあっさり完売、去年世界で過去最高の53万台強を売り切った新世代ボルボの看板メニュー、XC90。 <SPAプラットフォーム XC90>  そしてそのXC90と同じ新世代SPAプラットフォームと高効率パワートレインDRIVE-Eを使ったセダン&ワゴンがこの新型S90&V90。いやはや長生きすると面白いことあるわ(笑)。 ●このエレガントさ、今までのボルボと別次元!  さてS90&V90がどれだけ本気かっつーとまずはそのビッグサイズに表れてます。全長×全幅×全高はS90が4965×1890(Rデザインは1880mm)×1445mm、V90が4935×1890×1475mmとどちらもボルボ初の4.9m台。それでいて全幅は前と変わらず、さらに面白いのはワゴンよりセダンの方が長く、ライバルのEクラスや5シリーズよりも微妙ながら長いこと! かなり張り合ってる感、出してます。  サイズ以上にスゴいのはデザインのクオリティ! 本気で新世代プレミアム性を狙っていて、小手先のディテールにこだわったものではなく、根本的にドイツ勢に負けないノーブルさを狙ってます。  圧倒的なのはプロポーションで、骨格はエンジン横置きのFFプラット...

  • First Drive: 【試乗記】VW ティグワン、世界の大衆車としての平凡なイメージではなく、堂々たる強い存在感を意識した:木下隆之
    2017年03月12日 16時00分

     VWに対して超保守的でかつ生真面目なイメージを抱いている方は多いと思う。何を隠そうこの僕も同様で、VWに対しては、華やかさや躍動感といったこととはやや距離を置いた、正統派の匂いを感じている。  ただし、新型ティグアンからは、そんなこれまで抱いてきたイメージとはちょっと異質な、堂々たる存在感を意識したのである。  ボディを眺めてみる。いたずらに掘ったり盛ったり、あるいはうねらせたりしていないから、独特の安心感がある。だが、ボディは前後に70mmも長くなり、幅も広くなった。それでいて低い。  フロントの横桟グリルはビシッとサイドに伸び、鋭い眼光のライトにつながる。これまでのような優しさ一辺倒ではなく、やや攻撃的な顔つきになった。佇まいは世界の大衆車としての平凡なイメージではなく、強い存在感をともない、高級感が漂っていると思えた。  シャシーはVWが先駆けて開発した効率的生産モジュールの「MQB」をはじめてSUVに採用したという。搭載するエンジンは今のところ一種類。直列4気筒直噴1.4リッターターボエンジンだけである。  最高出力は150ps/5000rpm~6000rpm、最大トルクは250Nm/1500rpm~3500rpm。気筒休止システムを採用し、アイドリングストップやブレーキエネルギー回生システムをおごる。環境性能にも抜かりはない。組み合わさせるミッションは、得意の6速DSGだ。...

  • Featured: 【試乗記】ルノー ルーテシア、日本車狙いの人は一度騙されたと思って試乗してみて!:島下泰久
    2017年03月10日 16時00分

     ルノースポールのモデルやカングーといった変化球的なモデルが人気となっている日本のルノーにあっては、フランスで一番売れている、まさにフレンチベーシックの極みと言うべきルーテシアの方がむしろ特殊に見えてしまうというのは、何とも面白い。但しルーテシア、そんなポジショニングに置いておくのはもったいない1台である。  今回のフェイスリフトを機に再度、注目が集まることを期待したいところだ。 とは言え、外観はそんなに大きく変わったわけではない。  注文生産のエントリーグレード"アクティフ"を除いたゼン、インテンスの両グレードにフルLEDヘッドランプが装備され、バンパー開口部が拡大されるなど、フロントデザインが変更されたのが、まず一点。こちらの新装備のスモールランプを兼ねる常時点灯のCシェイプLEDランプは、開施錠時に点灯してクルマの位置を知らせる機能、クルマから離れる際に一定時間点灯し続ける機能も追加されている。上級車種では珍しい装備ではないが、それだけに、ちょっとアガるアイテムである。  また、テールランプも同様にLEDに。ホイールのデザインが変更され、ボディカラーも全体に以前より落ち着いたトーンのものが増やされている。  インテリアも、やはりヴィヴィッドだった従来より雰囲気は落ち着いた。とは言え、最上級のインテンスには、真っ赤なダッシュボードが鮮烈なルージュ/ルージュの組み合わせも用意されるなど、依然としてデザイン性重視であることに変わりはない。  そして、それより重要なのがシートだ。形状が変更されて、見た目の通り太もも周辺のサポートが良くなり、また座面もしっとりとしたホールド感が出た印象。乗り心地フェチの多いだろうルノー車だけに、文句なしに嬉しい進化である。  あらかじめアプリをダウンロードしておくと、ナビゲーション、ラジオやBluetooth接続、ハンズフリー通話などが行なえるオーディオも装備される。どうせ今どき、ナビゲーションはケータイでという人、多いはず。ベーシックカーにはぴったりの装備と言えるだろう。...

  • Featured: 【試乗記】マツダ CX-3、ガシガシと使い込みたくなる、AWD × MTに一番萌えた:今井優杏
    2017年03月08日 16時00分

     コンパクトクロスオーバーといえば、先に試乗記を書いたBMW X1 xDrive 18d Xlineだけでなく、コチラにも試乗が叶ったのでレポートしておきたい。 マツダ「CX-3」がマイナーチェンジを受けて登場である。  今や乗用車として、ピカチュウを超えるレアキャラとなってしまった国産ディーゼルを搭載する、クリーンディーゼルエンジン専用モデルだ。 まずはインテリアからチェックしたい。まずは特別仕様車となる「Noble Brown」を見てみよう。  「CX-3」はこれまた先に試乗記を公開した「デミオ」とアーキテクチャーを共用している。そんなわけでマイナーチェンジのタイミングも同時であったのだが、双方でうまくシェアしながらも、それぞれのキャラクターを上手に棲み分けて作り込んできた。デザインにはこだわりのあるマツダのこと、エクステリアはもちろんだが、デミオでも特に良さが際立ったインテリアは CX-3 においてもやはり特筆ものである。  デミオではドアを開けた瞬間にパッと心が浮き立つような、明るい内装の華やかな特別仕様車「テイラード・ブラウン」が発表されたが、この CX-3 の「ノーブル・ブラウン」はもっと落ち着いた印象。その名の通り、上品でしっとりとした大人のお部屋、という感じ。今、インテリア業界では「男前部屋」と言われるブルックリン・スタイルが流行しているのだけど、それに通ずるようなシックさを漂わせている。シート素材には高級車でも使用されるナッパレザーが採用されているというこだわりようだ。  もちろん、特別仕様車でなくともインテリアの完成度は高い。通常ラインナップの最高級グレード「XD Lパッケージ」のレザーも、中間グレードの「XDプロアクティブ」の合皮も、エントリーグレード「XD」のクロスも、それぞれに安っぽさのないしっかりとした作り込み。もちろん上級グレードになればなるほど質感は上がるが、エントリーでも気後れのしない美しさに仕上がっている。 試乗では、FFのATモデルと、AWDのMTモデルを選んだ。 そう、この CX-3 にはディーゼル × MTという、マニア垂涎の選択肢が用意されているのだ。  搭載されるのは1.5リッターの直4ディーゼルターボで、エントリーグレードか...

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