Yuko Iida

  • First Drive: 【試乗記】ホンダ、『FREED(フリード)/FREED+(フリードプラス)』このサイズにしてこの実力がちょうどいい:飯田裕子
    2016年12月22日 17時00分

     新型フリードのウインカー音。3種類の中から気分次第で選べるようになったけれど、「やっぱりフツ-が"ちょうどいい"」、飯田です(苦笑)。 <先代HONDA FREED>  5ナンバーサイズのコンパクトミニバン、フリード。先代はマイナーチェンジやハイブリッドモデルの追加など、モデルの熟成と拡充を図りつつ、発売されてから9年も経っていたって気づいてたかしら。デザインに好みはあるものの、個人的にはそれほど時間の経過を感じさせないデザインだったんだと、"人生の成功車"的なムードがやんわり伝わる先代フリードなのでした。と、先代のことばかり書くのもナンだけど、おかげで新型の新鮮さもステップワゴン・・・、いやステップアップ感が大きく感じられる、ステップワゴンの頼もしい弟分。  新型から、3列シートタイプを「フリード」(変更なし)、ラゲッジの使い勝手を優先した2列シートタイプは新たに「フリード プラス」(変更あり)と名称を変更。またデザインを全モデル=ワンスタイリングとし、デザインで迷うことのない時短に貢献。一方、モデルバリエーションはかなり豊富。「フリード」の6人...

  • First Drive: 【試乗記】テスラ モデルX、都会派SUVとしての完成度はかなり高い:飯田裕子
    2016年11月06日 17時00分

    現代に新しく登場する電気自動車には、サプライズとエンターテインメントが必要だ。っとテスラ社を創設したイーロン・マスクが言ったわけではない。すみません、コレはアタシの感想。しかも決してラスベガスみたいなキラキラ&娯楽感覚で「モデルX」を取り上げたいワケでは100%ありません。 テスラにとって3台目の電気自動車となる「モデルX」と、それ以前のスポーツモデルのロードスター、セダンの「モデルS」に対面するたびに、少々疑ってかかるワタシがニヤニヤしながら「なるほど」と思わず呟くような魅力を各モデルが持ち合わせているのだ。それは新たなモデルが登場するたびEVとしての動力と走行性能、航続距離、さらにはEVによるEVのためのEVらしいコミュニケーション術(技術)に驚かされ、お仕事ながらメチャメチャ楽しんでいる自分がいたのだ。 「モデルX」はプラットフォームや基本的なパワーソースは「モデルS」と共用。そのドライブフィールを紹介する前にこのクルマの"ドア"を開けておきたいと思う。「モデルX」はボンネット以外の開閉が電動化されている。フロントドアは手動も可能だけど、キーを持って近づ...

  • First Drive: 【試乗記】スバル レヴォーグSTI、魅力的な車はシッカリと理解される:飯田裕子
    2016年09月04日 18時00分

    2014年に発売を開始したスバルのニューモデル『レヴォーグ』が二度目の年次改良を行うと同時に、新グレードとなる『STI Sport』を追加。その『STI Sport』が発売開始から一か月で受注3000台越えのスタートを切っている。これはスバルにとっても"異例"なのだとか。 が、ワタシは少しも驚いていない。というか、魅力的なクルマはちゃんと理解されるのだと一人のクルマ好きとして嬉しくなった。 まずは『STI Sport』のベース車でもあるレヴォーグの改良ポイントに触れておこう。安全性の強化と静粛性の向上、そして少しだけ外見のアピアランスにも手が加えられている。 安全性についてはアイサイトを標準装備し、アドバンスドセイフティパッケージのオプション装着とそれを選ぶ方も多いという予防安全技術についてのアップデートはないが、今回はフロントドアビームの強化やリヤシートベルトのプリテンショナー追加、リヤシートクッションの改良によるサポート性の向上など、万一の際の衝突被害軽減が強化されている。 静粛性についてはフロント3面のガラスの2重化やリヤクオーターガラスの板厚のアッ...

  • First Drive: 【試乗記】ルノー カングー、堅実にファンを増やすルノー・ジャポンの主力モデル:飯田裕子
    2016年08月26日 18時00分

     ダンッ、ダダダンッ、ダダダンッ、ダダダンッ。ミニバン大国ニッポン。常に激しい販売競争と進化を続ける国産勢のなかでマイペースな歩みを見せる「ルノー カングー」が、新たに6速EDC(エフィシエント デュアル クラッチ)という武器を手に入れ、走行性能面での洗練ぶりを前進させた。  カングー「ZEN(ゼン)」では1.2Lターボ+6MTに加え、新たに6速EDCが選べるようになった。またシンプルな装備で価格を抑えた「アクティフ」は1.2L直噴ターボ+6MTのみが組み合わされる。どちらのモデルでも6MTが選べるというのがルノーらしくまたカングーらしさでもある。さらに実用上、より動力面でのタフさや使い勝手を相変わらず求めたいという方向けに価格面も配慮した1.6L+4ATの「ZEN(ゼン)」も継続販売されるというのもマルチなユーティリティを持つカングーらしい。  2009年に日本市場に登場した第二世代となるカングー2は、先代に比べボディサイズが拡大し5ナンバーから3ナンバーに。以降、2014年には搭載エンジンに1.2L直噴ターボが加わり、トランスミッションは4ATのほかMT...

  • First Drive: 【試乗記】マツダの新テクノロジー「G-VECTORING CONTROL」を体験:飯田裕子
    2016年07月31日 18時00分

     まるで冷蔵庫のなかにある定番の食材を使った料理が、「地味な料理しかできないけれど...」と彼女に言われて食べたら、これまで味わったことのない美味しさだった、という感じだろうか。調味料も変わらないけれど、調理の仕方が変わるだけで「あらステキっ!」、という感覚だったマツダの新技術『G-VECTORING CONTROL(以降GVCと省略)』。 GVCはエンジントルクを活用したシャシー性能の制御を行って、よりダイナミクス性能の統一感を向上させるというもの。 走行中に発生するクルマのG(車両の加速度)のコントロールって、極端に言えば前後方向のGはアクセルの加減やオン/オフ、またハンドルの操舵によって発生する横方向のGは別々に制御されている。一般的にはそれら各々をドライバーが融合=制御させて走らせているのだ。踏み込んだアクセルを緩めればエンジンはトルクダウンし、加速度が落ちたクルマは前向きのGが発生。前荷重になって、前輪タイヤの接地荷重も増える。その瞬感は後タイヤよりも前タイヤの働きが大きくなるのだ。 またハンドルで方向を変えたり路面の凹凸に対処するべくドライ...

  • Report: 【NYオートショー2016】マツダ MX-5 RF 開発秘話、逆転の発想「リヤルーフを残そうや」:飯田裕子
    2016年03月28日 18時45分

    ニューヨーク国際オートショーで世界初公開となったマツダ ロードスターのもう一つのオープンタイプモデル MAZDA MX-5 RF(リトラクタブル・ルーフ)。北米ではロードスターではなくMX-5の名で販売されており、ソフトトップを持つ新型MX-5は北米でも昨年発売が開始されている。 RF=リトラクタブル・ルーフの特長は何と言ってもデザイン。新型ロードスターの企画段階(2007年)から屋根のバリエーションについては計画があったそうだ。だからこそなんだろう。パーツの変更点はこれだけ印象が異なるのに、わずか「8点くらいでしょうか」と山本主査はいう。 インテリアの素材感や質感も含め、一目みて、より大人っぽい、落ち着きのある雰囲気が印象的だった。 背景や開発者やデザイナーの想いは後に主査の山本修弘氏のインタビューをお伝えするとして、まずは主な変更点をピックアップしてみたい。 ボディサイズは全高が+5ミリとなる以外、全長や全幅はソフトトップモデルと同数値。トランク容量の130L(DIN方式)はソフトトップモデルとまったく変わらない。注目のルーフは10km/h未満で...

  • Report: 【NYオートショー2016】「日産GT-R 2017年モデル」を会場からレポート!:飯田裕子
    2016年03月28日 15時05分

    ニューヨーク・オートショー2016で初公開となった日産GT-R 2017年モデル。 日産ブースにはGT-Rの歴史を彩るモデルがステージを囲み、傍らではGT-Rのエンジンを"手組み"する"匠"たちがバルブクリアランスを計るデモンストレーションなどを行っていた。 日本のものづくり、日産のものづくりを紹介する効果的な演出だ。結果、さながらGT-Rショーといった印象が強い。 カウントダウンとともに始まったプレスカンファレンス。 ステージ上にはこのモデルから採用となる新色"ブレイズメタリック"を纏ったGT-Rがアンヴェイルされた。注目はデザインだ。 一目でGT-Rとわかるフォルムながら、GT-R2017はフロントからリヤにいたる広範囲で手が入れられている。リヤのリング型テールライトと共に現代GT-Rの象徴でもある "Vモーショングリル"は冷却効果を高めるため開口部を拡大させている。が、空気抵抗を落とさぬ空力性能を維持しているという。 またその大開口グリルとともに表情に「キリッ」感を出していたのがボンネットフードのキャラクターライン。両サイ...

  • PR: 【PR】スポーティな走りを楽しめる ダイハツ CAST SPORT
    2016年03月01日 14時00分

    <エクステリア> ダイハツ キャストは1車種で都会的なイメージの「スタイル」、クロスオーバーテイストの「アクティバ」、そしてスポーティな「スポーツ」の3バリエーションをラインナップしている。キャスト スポーツはキャスト スタイルとの共通性が高いが、エクステリアではレッドピンストライプをエアロバンパーやサイドに採用。フロントグリルの "S"エンブレムもスポーツの専用となる。日中でも点灯可能なフロントLEDイルミネーションランプはキャスト スポーツの専用アイテム。今回使用したモデルにはメーカーオプションのデザインフィルムトップを装着。ルーフ、ルーフサイド、リヤスポイラーがラッピング、リヤクォーターピラーとドアミラーがシャイニングレッドに塗装されていた。 <インテリア> 全体を黒基調の内装としながら、インパネやメーター、シートやステアリングのステッチなどにエクステリアと同様に赤を採用し、スポーティさを演出。7速パドルシフト付きMOMO製ステアリングもキャスト スポーツの軽快な走りをより楽しみやすくしてくれるアイテムだ。また後席シートのサイズ、足元のスペ...

  • First Drive: 【試乗記】テスラ「MODEL S P85D」IT化の進む今の時代を走るクルマとして新たに楽しめる:飯田裕子
    2016年01月05日 19時00分

     初めて テスラ モデルS を見たのは2012年6月、カリフォルニアにあるラグナ・セカ レースウェイだった。そこで行われるEVレースにプリプロダクトモデルのモデルSが5-7台ほど参加していただろうか。直線の加速感のみならずコーナリングの速さに「本当にこれがEVで、市販車として発売されるモデルなの?」と衝撃的かつ懐疑的になるほどだった。  ラグナ・セカで抱いた衝撃は事実だった。まるでオーディオのボリュームダイヤルをまわすようにアクセルを踏み込めば、思う通りにトルクやスピードを発揮するテスラ モデルS P85D。それは大音響までイッキにしかもキレイに音の出せる高級オーディオシステムのよう。本当のこと言えば、実はこのモデルはAWD(4WD)であり2WDモデルと比べれば車重は730㎏くらいも重いのだけれど、そんなことを少しも感じさせぬ加速感に加え、わずかなモーター音とロードノイズだけが聞こえてくる透明感に近い空気感=ムードすら漂うフィーリングに先ずは「あらら・・・、へぇ~」と感心せずにはいられなかった。 ご存知の方もいらっしゃると思うが、テスラ モデルS は電気自動...

  • Report: 【レポート】日本IBM、今後の自動車業界がどう変わっていくのかを知る取り組み、『Automotive 2025』について聞く:飯田裕子
    2015年10月17日 19時00分

    最近、クルマを取り巻く技術の変化や進化を感じている方も少なくないのでは? IT技術の進化がクルマはもちろんカーライフまでを変えつつある。 今後、それはどうなっていくのだろう。 企業のインフラ/システム構築に優れた企業、という印象を持つIBMも近年、自動車マーケットにIBMらしいアプローチを始めていることがわかった、というのが今回の内容だ。 社名こそ明かさぬ、明かせず...なビジネスが多いであろうIBM(という印象)。 最近では日本IBMがIBMのコグニティブ・コンピュータシステム(人工知能を持つ)"Watson"とソフトバンクが開発する人と会話のできるAI搭載ロボット"Pepper"を連携、業務展開を始めた。余談だが、Pepperは先日も二子玉川駅で記念撮影を求められ、大忙しのようでした。 マツダはIBM社製の"SoftLayer"をグローバルな情報処理システムに採用すると発表。これは情報処理速度や能力に秀でたデータセンターのようなものゆえ、カタチあるクルマに具体的な装備として備わるものではない。 PSA(プジョー・シトロエン)グループも今年4...

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