Takao Aoki

  • First Drive: 【試乗記】DUNLOP『SPORTMAX α-14』、荷重に対しリニアにたわみ踏ん張りが効き、乗り心地がいい!:青木タカオ
    2017年02月02日 17時00分

    ワインディングやサーキットをアグレシッブに走るライダーに好評を得ているダンロップ『SPORTMAX α-13』が、『α-14』へと進化し発売された。 その試乗会が筑波サーキットにておこなわれ、レーストラックでヤマハYZF-R1やスズキGSX-S1000、カワサキNINJA400、ホンダCBR250Rにてテストライドすることができたほか、さらに筑波山までのショートツーリングでもホンダCBR1000RRで走ることができた。試乗車すべてでα-13とα-14を装着した車両が用意され、サーキットと一般道(市街地、ワインディング)にてじっくり乗り比べができるという、じつに手の込んだ発表試乗会であり、同社の意欲と自信がひしひしと伝わってくる1日であった。 まず、αシリーズについて「2010年に発売したα-12で性格を大きく変えた」と、第二技術部部長の原憲悟さんが教えてくれた。それまで市場リサーチに基づき、さらに他社製品を調べて開発に取り組んでいたが、「そうすると他社と似たような製品になりやすく、もっと個...

  • Official: 【試乗記】胸の空く直4サウンドにより磨きをかけた、Honda「CB1100 RS &EX」:青木タカオ
    2017年01月25日 17時00分

    昨年の10月に行われたインターモトで発売された『CB1100EX』と、よりスポーティーな味付けの『CB1100RS』。先週の1月20日に早速日本国内で発売が開始されたが、この2台は、細部を手直しして、スタイルと雰囲気を変えただけではない。それぞれが明確なキャラクターを持ち、しっかりと差別化されている。『CB1100』をスタンダードに『CB1100RS』、『CB1100EX』とバリエーションモデルをラインナップするホンダのニューCB1100シリーズに早速試乗した。 デビューしたのは2010年のことで、13年以降は欧米市場へも進出。日本のスタンダードとも言うべき普遍的なスタイルが、ヨーロッパやアメリカでも人気になっている。 共通して言えるのは"Honda CB"ならではの伝統的なスタイルを受け継ぎ、空冷直列4気筒エンジンの造形美を追求していること。 試乗会では、60年近いCBの歴史を代表する『ドリームCB750FOUR(1969年)』や『CB750F(1979年)』も展示され比較できたが、シルエットがより近いのはFOURの方で、Fのようなテールカウルはなく、よりト...

  • First Drive: 【試乗記】ボクサーツインならではの強烈な個性にニンマリ! BMW Motored「R nine Tスクランブラー」:青木タカオ
    2016年12月23日 17時00分

    創業100周年を迎えたBMWが元気だ。次々と魅力的なモデルを出してきている。なかでも特に評判がいいのが『R nineT scrambler(アール・ナインティ・スクランブラー)』。「あれイイよねぇ」「青木くん乗った? どうなの?」って声をあちらこちらで聞く。注目度がとても高い。ボク自身も早く乗ってみたかった。今回はベースモデルとなる『R nine T』と同時に、クローズドコースと一般道にて試乗する機会を得た。 このスクランブラースタイル、時代など問わずにカッコイイと思うが、いま特に旬を迎えている感がある。 専用装備としたアップマフラーやシンプルな小径ヘッドライト、フォークブーツといったディテールもたまらないし、アップライトなライディングポジションも時代に合っているのだろう。 エンジンは空油冷DOHC4バルブの水平対向2気筒。BMWお馴染みのボクサーツインで、最新式は水冷化しているからひとつ前の世代のパワーユニットということになる。ボア×ストロークは101mm×73mmで、排気量は1,169cc。パルス感があって、吹け上...

  • First Drive: 【試乗記】北の大地で日米仕様の差をチェック! ハーレーダビッドソン「ミルウォーキーエイト」:青木タカオ
    2016年11月17日 17時00分

    アメリカ・ワシントン州でいち早くテストライドしてきたハーレーダビッドソンの新作エンジン「Milwaukee Eight(ミルウォーキーエイト)」だが、今度は北海道でも乗ってきた。渡米しての試乗とほぼ同じ距離、2日間およそ650kmのショートトリップである。道東エリアを走ってきた。 阿寒湖畔のホテルでのハーレーダビッドソンジャパン(以下、HDJ)による技術説明会が終わると、いよいよテストライドがスタート。ミルウォーキーエイト107(排気量1745cc)搭載のツーリングファミリーがズラリ勢揃いする姿は圧巻で、ウルトラモデルらは誰が見てもハーレーと分かる昔ながらのスタイルを踏襲するから、ニューエンジンを積んだとか、そんなことなど関心のない観光客の視線も釘付けにしたまま。 誰が見てもハーレーと分かる存在感。それがツーリングファミリーの魅力のひとつである。 そしてまず確かめたかったのは、アメリカで乗ってきた北米仕様と日本導入モデルの相違点。シンプルな『ロードキング』をはじめ、『ロードグライドスペシャル』、『ロードグライドウルトラ』、『ストリートグライドスペシャル』、『ウ...

  • First Drive: 【試乗記】楽器を演奏するかのような楽しさがある。MV AGUSTA「BRUTALE 800」:青木タカオ
    2016年11月05日 18時00分

    MV AGUSTAといえば、バイク乗りならいちどは乗ってみたいと思うイタリアの名門。バイク界のフェラーリといったイメージで、「さぞかしお高いのでしょうね? 自分には関係ないなぁ......」と思う人もいるかもしれない。しかし、今回試乗した2016年のNEWモデル『BRUTALE 800(ブルターレ800)』は150万円を切る価格で登場。走る宝石と例えられるMV AGUSTAがグッと身近になって、いまMV AGUSTAユーザーを着実に増やしているのだ。 イタリアンの熱き血が通っているかのような赤いトラスフレームに、逆回転クランクシャフトを採用するトリプルエンジンを搭載。五感を刺激するセクシーなボディは獰猛なクラウチングスタイルで、今にも獲物に飛びかかりそうな攻撃的なスタイル。数ヶ月前、バイク専門誌のインプレッション企画にて公道で試乗させていただいたが、今回改めて富士スピードウェイ(FSW)での試乗となった。 街なかでは低中回転域をメインにし、キビキビ走った好印象が記憶に新しかったが、ここFSWでは高回転域での気持ちがいい伸びが何よりもたまらない。さすがは国際...

  • Report: 【レポート】トライアンフが水冷エンジン搭載のボンネビルT100/ブラック&ストリートカップを本邦初披露:青木タカオ
    2016年10月14日 18時00分

    トライアンフモーターサイクルズジャパンは2016年10月13日、ニューモデル『ボンネビルT100』および『ボンネビルT100ブラック』、『ストリートカップ』のメディア向け国内発表会をシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルにて開催した。 これら新機種は10月上旬にドイツ・ケルンにておこなわれたインターモト(ケルンショー)で発表されたばかりで、日本での公開はこれが初めて。同社の野田一夫 代表取締役社長は、「ボンネビルT100は販売の中核を担う最重要モデル」「ストリートカップはスポーティなビジュアル、走りが魅力です」と力を込め、報道陣に紹介した。 ボンネビルT100/ブラックは、性能のみならずデザイン性も追求した水冷900ccSOHC4バルブ並列2気筒エンジンを搭載する新たなスタンダードモデル。スタイリングは伝説の1959年式ボンネビルにインスパイアされたもので、当時のフォルムや強烈な個性を継承している。 野田氏は言う。「本物を知っている人、そしてスタイリッシュな女性にも乗っていただきたい。ペイントもクロームメッキにも高級感があり、歴史を感じるモデ...

  • First Drive: 【試乗記】レースで表彰台に立てることがイメージできる! 「スズキ 2017 RM-Z250/450」:青木タカオ
    2016年09月27日 18時00分

    スズキの2017年モデルの競技用モトクロッサー「RM-Z250/450」の去年からの変更点はカラーチェンジのみ。しかしスズキは今年も、一部専門誌向けのメディア試乗会を今年もあえて開催した。というのも、フルモデルチェンジを果たしたときにおこなった昨年のプレスローンチ(ボクも参加させていただいた)が、雨によるマディコンディションでしっかりとした評価ができなかったため、「より良いコンディションでもういちど乗っていただきたい」というスズキとメディアサイドの要望が一致し、昨年と同じオフロードヴィレッジ(埼玉県川越市)にてテストライドすることが実現したからだ。 会場に着くと、相変わらずピリッと気が引き締まる思い。これは公道向けモデルではなく、勝つために開発したコンペティションモデルだから、開発陣をはじめメカニックさんらがまるでモトクロス・ワークスチームのごとき待機していて、我々の意見、要望を聞き逃すまいと体制を整え待っていてくれている。 そんな真剣な試乗会だから、呼ばれているメディアもオフロード専門誌の敏腕テストライダーたちばかり。みなさんモトクロス全日本選手権を走った経...

  • First Drive: 【試乗記】これぞライトウェイトスポーツの真骨頂!「スズキ SV650 ABS」:青木タカオ
    2016年09月23日 18時00分

    スズキの新型「 SV650 ABS」を筑波サーキット1000でテストライドした。雨上がりのウェッティなコンディションのなか気構えることなくイージーライドができ、軽快なハンドリングとアクセルワークに従順な扱いやすいエンジンが好印象。ワインディングで乗ってもさぞかし楽しいだろうと、期待せずにはいられないスポーティなライドフィールは、Vツインライトウェイトスポーツの魅力を改めて知るキッカケとなった。 「これは気持ちがいい! バイクを意のままに扱える楽しさがある!!」 開発を担当したチーフエンジニア・安井信博氏にそう伝えると、開発から発売に至るまでの経緯を教えてくれた。 「バイク本来の楽しさを伝えようと、バイクの原点に戻ろうという原点回帰を考えたところ、幸運にも我々は650ccのV型2気筒という素晴らしいパワーユニットを持っていました。このエンジンは1999年の初期型SV650の発売から約17年間、全世界で約41万台生産したという実績があり、我々にとってはとても信頼のできるエンジンで、長所も弱点も知り尽くしています。このVツインエンジンの長所をいかすことで、バイク...

  • First Drive: 【試乗記】最速レポート! ハーレーダビッドソン新エンジン「ミルウォーキーエイト」PART2:青木タカオ
    2016年09月13日 18時00分

    前回お伝えしたとおり、アメリカ・タコマ(ワシントン州)で開催されたハーレーダビッドソンのニューモデル試乗会で、話題の新型エンジン「Milwaukee Eight(ミルウォーキーエイト)」搭載車に乗った。 ロワーフェアリングを備えるモデルには、ツインカム時代同様のツインクールドシステムが採用されている。これはもっとも熱を持つ排気バルブ周辺にウォーターラインを設け、2つのラジエターを左右ロワーフェアリングに収めるという部分的な水冷システム。2014年モデルからの採用実績があり、いま思えば4バルブ化は「PROJECT RUSHMORE」の時点から視野に入れていたのかもしれない。 とはいえ、ユーザーからの「熱い」という声をすべて解消することはできなかったのもまた事実。そこでミルウォーキーエイトでは排気システムも刷新し、リアバンクのエキゾーストパイプを内側に寄せ、さらにライダーが地面へ足を下したところに丁度あった触媒をマフラー後方へ移設した。排気量アップに伴って長年悩まされてきた熱の問題をクリアへ近づけている。今回、2日間400マイル(640km)に及ぶテストライドでは...

  • First Drive: 【試乗記】最速レポート! ハーレーダビッドソン新エンジン「ミルウォーキーエイト」PART1:青木タカオ
    2016年09月12日 18時00分

    ついに登場したハーレーダビッドソンのニューエンジン「Milwaukee Eight(ミルウォーキーエイト)」。その正体をいち早く突き止めるため、アメリカ・タコマ(ワシントン州)で開催された試乗会に日本から乗り込んだ。全米からはもちろん、メディア陣が世界各国から集まったワールドワイドな発表試乗会とあって規模は大きい。なんといっても、1909年から連綿と続く伝統のVツインエンジンが刷新されたというのだから世界中が注目しないわけがない。日欧米の大型モーターサイクル成熟市場国からだけでなく、中国やタイ、インドネシアなど今後ハーレーユーザーが増えることが予想されるエリアからも「ハーレーの最新エンジンはいかに......!?」と、大勢のジャーナリストが駆け付けた。 用意された豪華なホテルではまず技術説明会が開かれ、新型パワーユニットについての詳細が明らかとなった。排気量は107キュービックインチ(ci)=1,745ccと114ci=1,868ccの2本立てで、後者は最上級機種「CVO」だけが搭載。ツインカム103にもあった排気バルブまわりのみを水冷化した「Twin-Cooled(ツ...

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