イタリアのアレス・デザインも、テスラ「モデルS」のシューティングブレークを開発中
イタリアのデザイン会社アレス・デザインが、テスラ「モデルS」セダンをワゴンに作り替えるスペシャリストの仲間入りをするようだ。これまでAutoblogでは、オランダの会社英国の会社が改造したモデルSのシューティングブレークやワゴンをご紹介して来た。アレス・デザインが公開した画像を見ると、このイタリアの会社がデザインした魅力的なスポーツワゴンはそれらに2台の中間に位置づけられ、ベース車のオリジナル・デザインを最も踏襲していると言えるだろう。ただしアレスとしては、インテリアをぐっと高級化することで、モデルSの価値を高めたいと考えているようだ。

アレスによれば、このプロジェクトはダニー・バハールCEOの着想によるものだという。同氏はモデルSを毎日運転する中で、「パフォーマンスや技術の高さは評価できるものの、ハッチバック・デザインによる制約や、上質感の欠如を感じていた」という。特に「インテリアの品質がモデルSの価値を下げており、メルセデスやBMWといった競合メーカーと同等の品質には明らかに届いていない」と実感していたそうだ。

アレスは現在、2017年型モデルSの分解に取り組んでいる。ボディ・パネルはカーボンファイバーとアルミニウムで作り直し、インテリアはナッパレザーを張ることで高級感を与えるという。パワートレインの性能向上は予定されていないものの、足元はアレス独自の21インチ・ホイールに変更するそうだ。アレスは高級ワゴン・セグメントの代表格として、ポルシェ「パナメーラ」アウディ「RS6」、「メルセデスAMG E 63」の名を挙げている。


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モデルSをワゴンに作り替えることに挑む会社はこれが3番目となる。オランダのカスタムカー・メーカーであるRemetzCarは、デザイナーのニールス・ファン・ローイ氏が描いた大胆なモデルSのシューティングブレークを開発しており、20台限定で今年3月に販売開始する予定だ。


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そしてもう1つ、英国のQwest Norfolk社は、モデルSをスバル「アウトバック」(日本名:レガシィ アウトバック)のようなワゴンに改造した。同社創業者の1人が愛犬をゆったり乗せられるようにしたいと考えたのが発端だったという。

アレスが手掛けるモデルS シューティングブレークは、20万~25万ユーロ(約2,700万~3,400万円)という価格で、今年の初夏に発売が予定されている。


By SVEN GUSTAFSON
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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