【ビデオ】ロシアのチューナーが、6トンもの氷でメルセデス「Gクラス」のレプリカを製作!(ちゃんと自走&ライトアップまで可能!)
メルセデス・ベンツは、先月開催された北米国際オートショーで新型「Gクラス」を発表する際、琥珀色の巨大なブロックに閉じ込めた初代Gクラスを会場の入口に展示した。そして今度はロシアの自動車マニアが、6トンものシベリアの氷で作られた"ゲレンデ・ヴァーゲン"のレプリカを製作した。しかも、実際に走るのだ。

このニュースは当初、ロシアのメディア『The Siberian Times』によって報じられた。このウェブサイトでは、地元の人たちが水着でスキーをするイベントの様子から、熊だらけの危険な島を舞台に"リアル・ハンガー・ゲーム"を行うリアリティ・ショー、ホッキョクグマから逃れられず命を落とす何百頭ものセイウチまで、ロシアの様々なニュースを掲載している。同サイトの記事に加え、地元ロシアのチューニング・ショップ、Garazh 54(ガレージ 54)がこの氷で製作されたSUVの映像を公開したため、我々はこのクルマが実際に存在し、運転も走行も可能であることを確認できた。


『The Siberian Times』は、Garazh 54の代表を務めるウラジスラック・バラシェンコフ氏が「これは魔法のクルマです」と語った言葉を引用しているが、印象的なその姿は、まさにその言葉通り。写真には、ベースとなったソ連時代の軍用車「UAZ-469」が写っている。そのシャシーとエンジンが使われているようだ。ボディは、イグルー(カナダのイヌイット族が氷のブロックを重ねて作るドーム状の家)を作るような要領で氷の塊をチェーンソーで削って形を整えられ、さらに色が変わるLEDでライトアップすることもできる。ステアリング・ホイールは、本物のメルセデス・ベンツから取り外して来たものを付けたようだ。


映像では、チューナーが自分たちの作品を、人口約160万人のロシア第三の都市、ノボシビルスクにあるセントラル・パークのオフロードを走らせている様子を観ることができる。この地の1月の平均最低気温はマイナス13℃からマイナス20℃だという。フロントやサイドの窓にはガラスが入っていないので、冷たい外気が容赦なく吹き込むはずだ。GクラスのようなラグジュアリーなSUVとはとても言えそうにないが、乗っている人も、周囲で見ている人も、なんだかとても楽しそうだ。



By SVEN GUSTAFSON
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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