ホンダ、新排ガス規制に適合した新型「クロスカブ」を発表! 2人乗りが可能になった110ccに加え、新たに50ccも登場
Related Gallery:Honda CROSS CUB

ホンダが昨年の東京モーターショーに"市販予定モデル"として出展していた新型「クロスカブ」の発売が正式発表された。平成28年排出ガス規制に適合した110ccエンジン搭載モデルは2人乗りに対応し、さらに普通自動車免許でも乗れる50ccエンジンを搭載した「クロスカブ50」も登場。レッグシールドを廃止し、スリットの開いたマフラーガードを採用するなど、デザインも一新されている。

日本が誇るビジネスバイク「スーパーカブ」をベースに、趣味性、つまり遊びの要素を加えたクロスカブは2013年に発売されたが、新排出ガス規制をクリアできず(同様の他の多くのモデルと一緒に)2017年8月31日限りで生産終了となった。しかし、スーパーカブが2017年11月にフルモデルチェンジして排出ガス規制に適合したことから、これをベースにクロスカブも新たに生まれ変わることになった。


クロスカブ110に搭載されるのは、排気量109cc空冷4ストロークOHC単気筒「JA10E」型エンジン。最高出力8.0ps/7,500rpm、最大トルク8.5Nm/5,500rpmを発生する。クロスカブ50には、排気量49ccの「AA04E」型空冷4ストロークOHC単気筒エンジンを搭載し、最高出力3.7ps/7,500rpm、最大トルク3.8Nm/5,500rpmを発生。いずれも、「スーパーカブ110」および「スーパーカブ50」と共通だ。2段キャタライザー式エキゾーストマフラーの採用などにより、平成28年排出ガス規制に対応し、さらに交換式オイルフィルターが採用されたことで、メインテナンスが楽になった。オイルレベルゲージも挿入ガイド部を設けた形状に変更されている。


丸型ヘッドライトはLEDの採用で小型化され、これを囲む特徴的なガードも一新。堅牢なイメージが高まった。レッグシールドを廃止した代わりにフレームにはホンダのロゴが入れられ、新たに採用された取り外し可能なサイドカバーには先代より大きくステンシル風のロゴが描かれている。シートの形状やハンドル位置も見直され、乗車時の快適性も高まったようだ。ブラックで塗られたキャリアとホイールリム(110のみ。50はメッキリム)が精悍な印象を与える。クロスカブ110は17インチのセミブロック・タイヤ、クロスカブ50には取り回しのよい小径14インチ・タイヤが装着されている。


カラーリングは、クロスカブ110にはカラフルなパールシャイニングイエローとマグナレッド、そしてアウトドアをイメージしたカムフラージュグリーンの3色を設定。クロスカブ50はマグナレッドとクラシカルホワイトの2色となる。消費税込み価格は、クロスカブ110が33万4,800円、クロスカブ50は29万1,600円。50ccでさえ先代の110より高い...が、生産はスーパーカブと同じく、中国から熊本製作所に移り日本製となった。発売は2月23日から。せっかく新たに追加された50ccモデルだが、個人的には2人乗りが可能で魅力的なカラーが揃う110に、より楽しげな気持ちを掻き立てられる。これもホンダが勧める"原二生活"推進活動の一環か。


■関連リンク
ホンダ 公式サイト:クロスカブ
http://www.honda.co.jp/CROSSCUB/

Related Gallery:Honda CROSS CUB