メルセデス・ベンツ、新型「Aクラス」を世界初公開! 端麗なエクステリアにゴージャスなインテリア
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数日前にご紹介したメルセデス・ベンツ「Aクラス」のティーザー動画・画像は少々ぼかされていたため、あまり具体的な想像を膨らませることはできなかった。大分前に公開されたインテリアは先進的な印象だった。そして予告されていたとおり、ついに新型Aクラスの市販モデルがアムステルダムでワールドプレミアされ、同車に搭載されたユニークな名前のインフォテインメントシステム「メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス(MBUX)」も公開された。


メルセデスによれば、新型Aクラスは「センシュアル ピュアリティ」という想起的な名前を与えられたデザイン言語の進化を表現しているという。その姿は十分端麗で、フォルクスワーゲン「ゴルフ」に似たDピラーのラインがメルセデスならではの要素と融合している。米国人の目には、このハッチバックは官能的というより控えめに映るだろうし、リアエンドはとりわけ平凡な印象だ。ただし、ハッチバックは米国には投入されないようだからあまり意味のない議論だが。


新世代の「MFA」プラットフォームを採用したAクラスには、このハッチバックの他に4ドア・セダンが存在し、米国ではそちらが販売される。続いて同じプラットフォームをベースにした次期型「CLA」と「GLA」、そしてさらに、路上でテスト中の姿が目撃されている箱形のクロスオーバー「GLB」(正式名称は不明)も登場するという噂がある。


ボディのサイズは全長4,419mm × 全幅1,796mm × 全高1,440mm、ホイールベースは2,729mmと、全体的に先代より少しずつ大型化した。これによって車内や荷室も広くなっているはずだ。Cd値はセグメント・トップクラスの0.25。ラジエーター・グリルには、冷却が必要な状況では開き、そうでないときには閉じて空気抵抗を減少させる開閉式ルーバー・システム「AIRPANEL」をオプションで装備できる。


欧州では発売時に用意されるエンジンはガソリン2種類、ディーゼル1種類。「A 200」には排気量1.4リッターから最高出力163psと最大トルク250Nmを発揮する直列4気筒ガソリン・エンジンを搭載。この「M282」エンジンには気筒休止機構とデルタ型シリンダーヘッドが採用されている。もう1つのガソリン・モデル「A 250」は排気量2.0リッターで最高出力224ps、最大トルク350Nmを発生する「M260」直列4気筒を搭載。吸気側カムシャフトに新開発の「CAMTRONIC」を採用する。そして尿素SCRシステムを装着したディーゼルの「A 180 d」は1.5リッター直列4気筒「OM608」エンジンが最高出力116psと最大トルク260Nmを発生する。トランスミッションは7速デュアルクラッチ式の「7G-DCT」が全てのエンジンに組み合わされるが、市場によってはA 200のみ6速マニュアルの設定もある。4輪駆動システム「4MATIC」を搭載したモデルも選べる。

サスペンションはフロントがマクファーソン・ストラット式、リアはA 200とA 180 dはトーションビーム式だが、A 250と4MATICモデルでは4リンク式となる。いずれにしてもかなり標準的な構成だ。アクティブダンパーは一部のバージョンに採用される。


特に注目に値するのはインテリアだ。エントリー・モデルというより、もっと大型で高価なメルセデスのようにも見える。2個の独立型液晶スクリーンは確かにゴージャスだが、MBUXが搭載されたAクラスのインテリアは全体的に少々ごてごてとした印象だ。このディスプレイには、7インチを2つ、7インチと10.25インチを1つずつ、10.25インチを2つという、3種類の組み合わせがトリムによって用意される。

新型Aクラスは、欧州では3月に発売される予定。今後追加されるはずのAMGモデルも気になるところだ。


By ALEX KIERSTEIN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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