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東京オートサロン2018には、奇抜なカスタマイズを施したカスタマイズカーが多数出展されたが、ここまで和を極めたモデルはなかったのではないだろうか。

このクルマのベースモデルは、ホンダバモスホンダ」(TN360型)だ。現在のバモスとは違い初代のバモスは、オープンタイプのトラックである。生産台数がわずか2,500台とのことで、非常にレアなモデルなだけに、会場でこのクルマを初めて見る来場者も多かっただろう。


そのレアなバモスをカスタマイスしたのが、このモデル。

とにかく、オートサロンの会場で多数の存在感のあるカスタマイズカーの中で、存在感を出すために様々な趣向を凝らされた跡が見て取れる仕上がりだ。ちなみに、このまま公道は走れないが、走行することは可能とのこと。


和を追求したモデルなだけに、シートは旅館にありそうな木製の座椅子と座布団になっており、他のコンセプトカーやカスタマイズカーとは一線を画す仕上がりとなっている。

あわせて、すだれや提灯など、和のテイストをさらにUPさせるための小物も装着されており、独特の存在感を演出している。


特に印象的なのは、シフトノブ。決してシフトノブとしては適さない盆栽の松をシフトノブに使っているのは天才的な発想だ。

さらに、フロアマットの代わりに玉砂利が敷かれているのも斬新だ。使いやすさや安全性、コスト等既成概念では生まれない奇抜な組み合わせが、とにかく来場者の注目を浴びていた。


リアは畳敷きになっており、剣の置物なども設置され、和室のようなくつろぎを感じさせる仕上がりとなっている。


ベースモデルとなっているのは、この昭和47式のバモス。入庫した際は、ボディ全体が缶スプレーで塗られ、ムラや錆がひどくかわいそうな状態だったとのこと。

そのバモスを丁寧に下地処理から行い、完成したのがこのモデルなのだ。ちなみに、この奇抜な仕様したのは、リストアの技術力を会場の人に知ってもらうためとのこと。

確かに、これほどボロボロの車両をピカピカのカスタマイズカーに仕上げるということは、高い技術力がないとなし得なかったに違いない。技術力のPRモデルとして復活したバモスホンダは、あらたな役割を得て会場で輝いていた。


くるま工房 優流 公式サイト
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