三菱自動車、米国での販売台数が10年ぶりに10万台超え! 好調の理由とは?
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2017年は三菱にとって良い年だったようだ。米国では2007年以来初めてクロスオーバーをはじめとするクルマを10万4,000台販売したのだ。これは「アウトランダー」による功績が大きく、2016年よりも約8,734台多い3万5,310台を売り上げている。米国で2番目に売れた三菱車は弟分の「アウトランダー スポーツ」(日本名:RVR)で3万3,160台。ただしこらちは2016年の3万3,067台からほとんど変わっていない。

もう一点興味深いのは、米国で販売された三菱車の場合、クロスオーバー車は1車種で、従来型の乗用車系モデルを全て合わせた台数に匹敵する販売台数を稼ぎ出しているということだ。これには、「ランサー」(日本名:ギャランフォルティス)、「ランサー エボリューション」、「i-MiEV」、「ミラージュ」ハッチバックと「ミラージュ G4」セダンが含まれる。ランサーは昨年8月に生産終了したにも関わらず1万2,725台と健闘し、2016年の1万4,304台に迫る勢いだった。これに対しミラージュ ハッチバックは6,000台余りに留まり売り上げをかなり落としているが、ミラージュ G4 セダンがほぼ同じ台数まで伸びた。

新車販売が低迷する中、三菱は今年から新しい「エクリプス クロス」を発売、既に販売中の「アウトランダーPHEV」と合わせてクロスオーバーのラインアップを充実させており、これは正しい判断だったと言えるだろう。

これは最近の三菱のゆっくりながらも安定した業績の伸びを示している。同社によると米国では5年連続で業績アップとなっているそうだ。世界的に見ても売り上げは伸びているそうで、グローバル販売台数は2016年の93万4,000台から昨年は103万台へと増加、中国での販売台数は56%増、ドイツ、ロシア、日本、オーストラリア、インドネシア、タイ、フィリピンでも売り上げを伸ばしている。どうやら三菱は業績を地味ながらも上手く好転させることに成功しているようだ。


By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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