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いわゆる"ハコ車"のEVレース選手権「エレクトリックカープロダクションシリーズ(ECPS 旧名:エレクトリック GT ワールドシリーズ)」が、今年後半から開催される見通しとなりました。当初2017年の開催を目指していたこのシリーズは、テスラ Model S P100Dを実質的なワンメイクのベース車両として出力585kW(785HP)を絞り出すよう開発が進められており、先週にはFIAによるクラッシュテストを通過しました。

シリーズは正式にFIA(国際自動車連盟)の承認を受け、レースのレギュレーションも公開されました。レースの週末には、3ヒート式の予選セッションが行われ、37マイル(約60km)レンジの決勝レースを午後と夕方に開催すると発表しています。



ハコのEVレースシリーズはECPSが唯一というわけではありません、ジャガーは自身が参戦するフォーミュラEのサポートシリーズとしてジャガー初のEV、I-Paceを使ったワンメイクレースI-Pace eTrophyを開催する予定です。

ECPSは現状、参戦に適する車両がテスラModel Sしかないため実質的にワンメイクとなっています。とはいえ規定では参戦車両をテスラに限定していないため、うまく興味を引くことができれば、フォーミュラEに積極的なアウディやBMWなどといったメーカーを呼び込める可能性もありそうです。

ちなみに、オフロードコースで争うラリークロスでもEVカテゴリーを創設する動きは出ており、レッドブルがサポートする北米のGRCや世界ラリークロス選手権がEVクラス開始に向けた準備を進めています


By Munenori Taniguchi

※こちらの記事はEngadget日本版より許可を得て掲載したものです。

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