トヨタが、現役F1ドライバーのフェルナンド・アロンソを2018年のWECに起用すると発表しました。セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴とともにTOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID 8号車を走らせます。

アロンソが出場するのはF1と日程が重ならないWECのレース全戦。WECは今季、2018~2019年にまたがるスーパーシーズンとして開催され、1年以上におよぶ長いシーズンに2度のル・マン24時間耐久レースを含みます。

出場チームの中でも、今季のトヨタはル・マン24時間優勝の最有力候補。グラハム・ヒルしか成し遂げたことのない「F1モナコGP」、「インディアナポリス500マイルレース」、「ル・マン24時間耐久レース」の3冠獲得を目標に掲げるアロンソにとって、トヨタからのWEC出場はそのひとつを実現するための重要なステップになるはずです。

ついこの間開催された2018年デイトナ24時間レースでは、マシントラブルで上位進出はならなかったものの、レース中はマシンの走りにも手応えを感じていたとコメントしており、トヨタの悲願でもあるル・マンの優勝に向けて、モチベーションはさらに高まったはず。


アロンソはリリース文にて「ル・マン24時間レースに初めて参戦できる事をとても嬉しく思っています。ル・マンは以前から参戦を夢見てきたレースです。耐久レースは、F1のようなスプリントレースとは違いますが、デイトナ24時間レースではその一端を経験し、本当に楽しむことができました。耐久レースで豊富な経験を持つセバスチャン、一貴の2人から学びながら、ともにレースをするのが楽しみです。短時間で学ばなければいけないことも多いでしょうが、心の準備は出来ています。開幕戦を迎えることを心待ちにしています」とコメントしています。

ル・マンではこれまで何度も盤石の体制を整えながら、目前の勝利を掴み損ねてきたトヨタ。はたしてアロンソが救世主となるのか、ますます注目です。

WEC 2018~2019年スーパーシーズン開幕戦は 2018年5月4〜5日のスパ・フランコルシャン6時間。2018年6月16〜17日の第2戦は早くもル・マンが控えています。

なお、WECは2018年10月20~21日に富士6時間レースを開催しますが、この日はF1アメリカGPと日程が重なっているため、アロンソは残念ながら欠場になる見込みです。