ロサンゼルス市警察が税金で大量導入したBMW「i3」を公務にほとんど使用せず、私用で乗り回していたことが発覚 
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ロサンゼルス市警察(LAPD)が、環境に配慮する取り組みとして約1,000万ドル(約11億円)をかけて大量導入したBMW「i3」をほとんど使用していないことが、米国CBSロサンゼルスの報道で分かった。このニュースを伝えたデイビット・ゴールドスタイン氏の調査によると、それだけでなく、個人的な用事に同車を使っていることが判明した。

CBSがロス市警の記録を徹底的に調べた結果、多くの車両がほとんど使われずにそのまま放置されており、それぞれのクルマの走行距離もかなり少ないという。CBSによるニュース映像の中で、ゴールドスタイン氏は、ロス市警のi3に乗る警視がネイルサロンから出てきたところを直撃。「1,000万ドルのパイロット・プログラムの一部ですよね。...マニキュアを塗りに行くために、本当にこのBMWを使う必要はあるのでしょうか?」

警視の回答はこうだ。「現時点でコメントはありません」

BMWは、ロス市警の環境に対する取り組みのため、同市警に車両を提供する1,020万ドル(約11.3億円)におよぶ契約を獲得した。この契約の一環として、ロス市警は3年間にわたり毎年100台ずつ納車される形でBMWから車両をリースしている。これらの車両は、緊急でない警察の業務のみに使われることになっていたはずだ。

CBSに対し、ロス市警のジョージ・ヴィレガス警察本部長補佐は、「これは全て、地球を守るための一環です」と答え、「環境のため...。いや率直に言いますと、地域や納税者のために(燃料代を)節約しようとしているのです」と続けた。

また、同警察本部長補佐は、今回の件について調べるとゴールドスタイン氏に約束したものの、このプログラムは成功しており、電気自動車がさらに使われることを願っているとの考えを示した。



By JOHN BELTZ SNYDER
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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