ホンダ、北米国際自動車ショーでデビューする新型「インサイト」のさらなる情報を公開
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ホンダは、同社の電化戦略の一環として、ハイブリッド車「インサイト」を復活させる。2019年モデルとして生産が開始され、ホンダの乗用車のラインナップにおいて「シビック」の上に位置する「高級でスタイリッシュな5人乗りセダン」と、同社が説明するこのクルマのプロトタイプは、間もなく開幕する北米国際自動車ショー(NAIAS)で発表される予定だ。そのデビューに先駆け、ホンダは先日公開された数枚の画像に加え、さらなる情報を明らかにした。

新型インサイトは、空気力学における効率に最適化されたと思われるなだらかなルーフラインを持つ、長くて車高の低いクルマだ。LEDのヘッドランプとテールランプを前後に備え、グリルは「フライング・ウイング」と呼ばれるスタイルを現行ホンダ車のラインアップと共有する。ホンダによると、その長いホイールベースによって5人が快適に過ごせる室内空間を実現したという。

インテリアは、オプションでパーフォレイテッド・レザーのシートが用意される。ダッシュボードのセンターに8インチのタッチスクリーンを装備し、ドライバーの前には7インチLCDディスプレイを使った"メーター"が備わる。インフォテインメント・システムには、ホンダのミニバン「オデッセイ」のものと同様のカスタマイズ可能なアプリのタイル表示やショートカットに加え、「Apple CarPlay」やGoogleの「Android Auto」にも対応。車載Wi-Fi機能を通して無線でアップデートが可能になるという。

新型インサイトには、ホンダの安全運転支援システム「Honda Sensing」が標準装備される予定で、衝突回避被害軽減ブレーキや、車線逸脱警告、車線維持支援機能アダプティブクルーズ・コントロール、標識認識機能が含まれる。「EX」より上のグレードには、ドライバーの死角を監視するホンダの「レーンウォッチ」も搭載される。

Honda Insight Prototype
ドライブトレインは、電動モーターおよびリチウムイオン・バッテリーパックと結合される1.5リッターのアトキンソンサイクル・エンジンを搭載するが、ホンダによれば新型インサイトはほとんどの状況において電気パワーのみで走行可能であり、エンジンは必要になれば発電機として作動するという。バッテリーは後部座席の下に装備されているため、荷室は最大限に活用でき、さらに後部座席を60:40で倒すことも可能だ。

先代インサイトのルックスは、トヨタ「プリウス」とよく似ていた。だが、ある産業アナリストはこのハンサムな新型インサイトを「アンチ・プリウス」と呼んでいる。要するに、クルマはもう、環境に優しい性能を持つために奇妙なルックスである必要はないのだ。

「この新しい2019年型ホンダ インサイトは、新世代のホンダ製品で我々が電動化の新たな時代へ突入していることを示しています。それは、これまでのようなデザインやプレミアムな機能、パッケージングの点における制約なしに、進化したパワートレイン・テクノロジーの利益を顧客に提供することができるということです」とホンダの販売担当上級副社長、Henio Arcangeli Jr氏は語っている。「新型インサイトはこのセグメントで最良のハイブリッド車に対しても競争力のある燃費が期待できます。しかも内外装のスタイリングは万人にアピールし、クラス最大の室内空間を備えています」。

米国で販売される新型インサイトは、インディアナ州グリーンズバークにある同社の工場で生産され、今年の後半から販売が開始する見込みだ。


By JOHN BELTZ SNYDER
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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