Vanderhall Motor Worksが、電動3ホイーラー「エジソン」を発表! モーガンより安くて高性能!?
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米国ユタ州にあるVanderhall Motor Worksは、モーガン「3ホイーラー」のライバルともいうべきクルマを販売している少量生産の自動車メーカーだ。モーガンから電気自動車版の3ホイーラー「EV3」が登場すると、これに対抗するようにVanderhallは自社製の電動2人乗りトライクを、ラスベガスで開催中のCES(国際家電ショー)で発表した。

この「Edison(エジソン)」と名付けられた新型車のスペックには驚かされる。フロントに搭載された2基のACモーターが最高出力180hpと最大トルク33.2kgmを発揮して前輪を駆動し、0-60mph(約96.6km/h)を4.0秒ジャストで加速する。ちなみにEV3は0-100km/hが7秒と発表されている。航続距離もこちらの方がずっと長く、21kWhのバッテリーを搭載するEV3が1回の充電で150マイル(約241.4km)を走るのに対し、Edisonは30kWhのバッテリーを搭載し、200マイル(約321.9km)を走行することができるという。最高速度は105mph(約169km/h)、スキッドパッド上では0.95Gを記録した。そんなEdisonの価格は、たったの3万4,950ドル(約390万円)だ。EV3は3万ポンド(約450万円)を超えると言われている。

EVには素晴らしいパフォーマンス上の強みがあります」と、Vanderhallのマーケティング・ディレクター、ダニエル・ボイヤー氏は語る。「電動パワートレインを提供することは、革新的で努力を惜しまないVanderhallのパフォーマンスへの取り組みと合致します。我が社の『Venice』モデル(GM製1.4リッター直列4気筒ターボ・エンジン搭載)は、すでに驚くほど速いですが、これまで私たちが作ったクルマの中で最も速いのがEdisonです」。


写真でご覧の通り、Edisonのドライバーは上半身がほとんど外気に晒されるため、きっとおそろしく寒いのではないかと想像するかもしれない(お住まいの地域にもよるが)。だが、ありがたいことに、ブラックのV-tex製合成レザー張りシートにはヒーター機能が標準で内蔵されている上、デュアルベントの暖房システムを備える。600ワットのサウンド・システムはBluetooth対応だ。さらにLEDライトやトラクションコントロール、アシスト付きシングルピストンのブレンボ製ブレーキなどを装備。ただし、荷室容量は見てお分かりのように、わずか約39.6リッターと少ない。


アルミニウム製フレームにコンポジット製ボディ・パネルを組み合わせた車体は、全長144インチ(約3,658mm)×全幅71インチ(約1,803mm)×全高44インチ(1,118mm)とコンパクトで、車両重量は1,400ポンド(約635kg)しかない。エキサイティングなボディ・カラーのオプションを期待する人には、Vanderhallはヘンリー・フォードと同じ言葉を返すだろう。つまり、「ブラックである限り、顧客の求めるどんな色にも塗ります」というヤツだ。

同社は現在、Edisonの予約を受け付けており、納車開始は2018の第2四半期を予定している。Edisonはユタ州プロボの工場で、職人の手作業によって組み立てられる。


By JOHN BELTZ SNYDER
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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