【ビデオ】停まらず給油しながら、BMW「M5」がドリフトの世界記録を奪還!
BMWが、遂に最長ドリフトのギネス世界記録を奪還した。小さな円形のサーキットで8時間に及ぶドリフト走行に挑み、これまでの最長ドリフトのギネス世界記録である89.55マイル(約144.12km)の2倍をはるかに上回る232.5マイル(約374.17km)ものドリフト走行に成功したのだ。

ドリフトの最中、命知らずの挑戦者たちは、クルマからクルマへの給油を5度にわたって行い、そのおかげでM5は停車することなく偉業を成し遂げることができた。(給油方法については昨日お届けしたビデオでご覧いただきたい)。給油の際には2台のクルマが接近して49.25マイル(約79.26km)の距離をドリフトし(ウェット路面)、ツインドリフトの世界最長記録も同時に達成。記録が正式に認定されるまでには少し時間が掛かりそうだが、映像を見ると、サウスカロライナ州グリアにあるBMWパフォーマンス センターの施設内にギネス・ワールド・レコーズの認定員が立ち合い、記録を確認しているのが分かる。

ギネスのルールではクルマからクルマへ給油する必要はないため、大型タンクを搭載するか給油のために停車するという従来の方法を採ることも可能だった。だが、彼らは更なるチャレンジを選び、軍用機の給油方法を参考にしてクルマからクルマへと給油する方法を考え出したのだ。

今回の挑戦のためにBMW「M5」を整備したデトロイト・スピード社の競技および技術担当マネージャーであるライアン・マシューズ氏は、「2台のクルマが接近してドリフトする場合、クルマとクルマの間に挟まれる形で給油するためにクルーは大変な危険にさらされます」と語っている。

幸い大事故には至らなかったものの、少なくとも1度はクルマ同士が接触している。これが確実な給油の方法と言えないことは一目瞭然であり、1回目に給油できた量は約45リッター、2回目はわずか30リッター以下だった。ドライバーのヨハン・シュワルツ氏はこの挑戦の後、首の痛みと足のしびれを訴えていた。マサチューセッツ州ボストンからニュージャージー州プリンストンまでに相当する距離を、かなりの集中力を維持しながらドリフト走行したことを思えばそれも当然と言えるだろう。




By Sven Gustafson
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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