アルファ ロメオが7人乗りの大型SUVを開発中 48Vマイルド・ハイブリッドを採用し最高出力は350〜400馬力に
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アルファ ロメオは「ステルヴィオ」(写真)より大型のSUVを開発しており、今から約2年後に発売して市場に攻勢をかけるようだ。ステルヴィオやセダンの「ジュリア」と同じプラットフォーム「ジョルジオ」を採用するこのSUVは、アルファ ロメオ初の電動パワートレイン搭載車になり、そして同社史上最大サイズのクルマになるという。1年ほど前の報道では、同車はBMW「X5」メルセデス・ベンツ「GLE」と同じセグメントに属することになると予想されていたが、今回報じられた情報によれば、アウディ「Q7」ボルボ「XC90」と競合する7人乗りモデルになりそうだ。

アルファ ロメオのロベルト・フェデーリ最高技術責任者(CTO)は、ステルヴィオより大型で重量のあるSUVでも、「48Vのマイルド・ハイブリッド」を活用すればブランドのDNAを継承できると、英国の自動車メディア『Auto Express』に語っている。瞬時に力を発揮する「eターボ」と呼ばれるシステムを採用することで、約200kgの重量増をカバーするというのだ。フェデーリ氏は、アルファ ロメオがこの48Vのeターボを2.0リッター4気筒エンジンと組み合わせてシミュレーターでテストしていると明かしており、その最高出力は「350~400hpくらいに達する」とのこと。現在のステルヴィオに搭載されている2.0リッター直列4気筒ターボ・エンジンは最高出力280psを発生する。350hp以上のパワーユニットを搭載する大型モデルなら、ステルヴィオと十分に差別化でき、333psの3.0リッターV型6気筒エンジンを搭載したアウディQ7などのライバルにも対抗できるだろう。もし、この大型SUVにも最高グレードの「クアドリフォリオ」が設定されるとしたら、その最高出力は「ステルヴィオ クアドリフォリオ」の510psを上回ることになると予想される。

この大型SUVの後には、次世代型「ジュリエッタ」の登場が予定されている。その次は新型「4C」だろうか? 米国の自動車メディア『Autoline Network』は2016年夏、4Cが販売不振のため2020年に生産終了になると報じた。しかし『Auto Express』によれば、新しいシャシー構造とエンジンを採用した全く新しい次世代型の4Cを開発すべきかどうか、アルファ ロメオの上層部は未だに議論を続けているという。現時点で我々が把握しているのは、大幅に改良された4Cが今年中に投入されるということだ。その改良でアルファ ロメオは4Cを本来意図していたクルマに近づけようとしている。

アルファ ロメオは2018年から、ザウバーF1チームのスポンサーになることが既に発表されているが、この活動に合わせて、フェデーリ氏はブランドに新たなフラッグシップモデルを投入したいと考えているとも報じられている。次世代型4Cの将来については不透明だが、その道が完全に閉ざされたというわけではない。


By JONATHON RAMSEY
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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