先進的なデザインの新型車として(少なくとも自動車メーカーのデザイナーと重役たちはそう思って)登場したものの、評論家や消費者の不評を買ってしまい、モデルライフ半ばで"軌道修正"のためのマイナーチェンジを施されるクルマがある。新年を迎え心機一転、今までの自分を変えようと決意している人たちに向け応援する意味を込めて、そんな印象的なマイナーチェンジを受けたクルマ6台を集めてみた。


2014年型ジープ「チェロキー」
2014年モデルとして発表された5代目KL型「チェロキー」は、レンガのような過去のチェロキーや他のジープ車とは大きく掛け離れたルックスで登場し、世間に衝撃を与えた(とはいえ、初代「コンパス」はもっと酷かったが)。高い位置にあるLEDランニングライトと、その下に離れて設置されているヘッドライト、奇妙に曲がったグリルは特に気になるところだった。リアにまわって見ても、それほど多くのファンがいたとは思えない。とはいえ、今回の特集でご紹介している他のクルマと異なり、チェロキーはこのルックスのままで多くの台数が売れた。

ミッドサイクルのフェイスリフトでデザインが刷新されたクルマ10選 その2
2019年型ジープ「チェロキー」
2019年型としてマイナーチェンジを受けたジープ「チェロキー」は、これまで物議を醸したフロントエンドが、もっと常識的な多くの賛同を得そうなデザインに改められた。これを見ておそらく地球上の全ての人が納得したに違いない。


短いサイクルでフェイスリフトが施され、デザインが刷新されたクルマ10選 その1
2005年型スバル「B9 トライベッカ」
うわ、やめろ! 勘弁してくれ! スバルの「B9 トライベッカ」は登場から数年間もゾッとするような姿であり続け、「インプレッサ」にもその恐ろしいルックスは受け継がれた。


2007年型スバル「トライベッカ」
トライベッカの"不気味"な外観は、2年で"極めて退屈"なものへと移行した。B9 トライベッカが「この新しい7人乗りファミリー向けクロスオーバー車は、子供たちや家族を怖がらせるクルマ!」と大々的に叫んでいたことにスバルは気付いたらしい。ついでに野暮ったい「B9」の文字を車名から削っている。しかし、スバルにとって残念なことに、醜悪なデザインだけがトライベッカの大きな問題ではなかったようだ。長年生産が続けられていたにも関わらず、このクルマが日の目を見ることはついになかった。



2001年型スバル「インプレッサ」
スバルの2代目「インプレッサ」はモデルライフの中で、一度ならず二度の軌道修正が講じられた。問題は"目"である。最初の昆虫のような丸い目玉、大きくて丸いヘッドライトとフォグライトに不機嫌そうなグリルは、初めて見た人を怖がらせた。ちょっと両生類のようでもある。しかし、今になって思い返してみれば、この最初の顔が実はベストだったのかもしれない。少なくともクルマの他の部分と調和している。


2004年型スバル「インプレッサ」
そう、インプレッサの顔はさらに悪くなっていく。美容整形が施され、今度は"涙目"になってしまった。初期モデルに比べたら見た目から受けるショックは減ったものの、個性まで減ってしまった顔は(当時の)韓国車のようだ。まるでクルマが「ごめんなさい、許してください」と言っているみたいだ。


2006年型スバル「インプレッサ」
「B9 トライベッカは大ヒットになるから、インプレッサもこんな感じで行こう!」とスバルは思ったのかもしれない。しかし結果はノー。最悪のアイディアだった。これを"ホーク・アイ(鷹目)"と呼ぶなんて、鷹とアラン・アルダ(TVドラマ・シリーズ『M*A*S*H』のホークアイ・ピアス役で有名)両者への侮辱というものだ。"涙目"よりは興味深いデザインだったが、この哀れなクルマもまたブレイクしなかった。


By Autoblog Staff
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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