公道で自動運転の試験走行をしていたシボレー「ボルト」、すり抜けして来たオートバイと接触
ゼネラルモーターズ(GM)傘下で自動運転システムを開発するクルーズ・オートメーション社は現在、米国サンフランシスコで自動運転機能を搭載するシボレー電気自動車ボルト(Bolt)」の公道テストを行っている。ご想像の通り、このテストの実施中に全く事故が起きていない訳ではない。今年の9月だけで、クルーズ社はカリフォルニア州自動車局(California Department of Motor Vehicles)に6件の衝突事故を報告している。そして12月初旬には、サンフランシスコを南北に走るフィルモア・ストリート近くのオーク・ストリートで発生した、自動運転中のボルトとオートバイの衝突事故が報告された

クルーズ社が提出した報告書によると、ボルトは当時、大渋滞を起こしていた道路を自動運転モードで走行していた。一方通行の3車線の中央にいたが、左車線にスペースができたため、車線変更を始める。ところがその瞬間に車間が詰まったため、同車は車線変更を止め、中央車線に戻った。すると、ここに"レーン・スプリッティング(すり抜け)"をしていたオートバイが、同じタイミングで中央車線に入ってきたのだ。クルーズ社によると、ボルトが約19km/hで走行していたのに対し、オートバイの速度は約27km/hだったという。

相手のオートバイはホンダ「S90」で、ボルトの助手席側に接触し(大きな傷をつけて)、よろめいて横転した。ライダーは自力で現場を離れバイクを路肩に移動させることができたが、肩の痛みを訴えていた。警察が通報を受け、ライダーは病院に搬送された。報告書によれば、警察は「安全とは言えない状況下で右側のクルマを追い越そうと試みた」としてライダーに過失があると判断したという。

カリフォルニア州の法律では、オートバイのレーン・スプリッティングは許容も禁止もされていないグレーな状態だ。現在、同州自動車局のウェブサイトはレーン・スプリッティングについてのガイドラインの掲載を止め、代わりにライダーに対して、走行速度に注意することや、バイクがクルマのドライバーの視界に入りづらいこと、大型車などのクルマの影に隠れてしまわないようにすることなどを記載した安全についての注意を掲載している


By JOHN BELTZ SNYDER
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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