いつでもどこでも運転が楽しめる、サファリ・ラリーから着想を得た1984年型ポルシェ「911カレラ」がオークションに
Related Gallery:1984 Porsche 911 Carrera

来年1月にアリゾナ州スコッツデールで開催されるグッディング&カンパニーのオークションには、数十万ドルあるいはそれ以上の高値が付きそうなクルマが豊富に出品される。しかし、その中でも最もカッコ良く、しかも誰もが普段から楽しく運転できそうなクルマといえば、サファリ・ラリーに着想を得た、この素敵な1984年型ポルシェ「911カレラ」だろう。


この911は、まず見た目だけでも最高にイカしている。ボディは最近の「911R」を連想させるレーシィなグランプリ・ホワイトに赤いストライプがペイントされ、ラリー・スタイルのドライビング・ライトや、不朽の1973年型「911カレラ 2.7 RS」風のダックテール型リアスポイラーを装着。サスペンションは雪道や悪路を走るためのグランド・クリアランスと、見た目のカッコ良さの両方を引き上げている。ロールケージが入れられた車内には、ポルシェ「928」のようなチェッカー柄のカスタム・シートを装備し、遮音材やエアコンは軽量化のために除去されている。


しかし、この911の最も良い点は、気を使わずにいつでもどこでも走れることだ。グッディング&カンパニーによると、ニュージャージー州在住の元オーナーは、冬の間も路面状況に係わらず運転できるようにこの911を改良したという。そのため、最低地上高は拡げられ、前後バンパーの下部にスキッドプレートが装着された。欧州スペックのパワートレインは、高効率のデュアル・エキゾーストとコンピューター・チップによってライト・チューンされている。


加えてこの911は、途方もない高額にはならないだろう。同オークションハウスは落札予想価格を7万ドル(約800万円)~9万ドル(約1,000万円)としているが、最低落札価格は設定されていないので、もっと低い価格で落札される可能性もある。新車の911より安い金額で手に入ることができるだろう。何よりこのクルマは、酷使に耐えるように仕上げられているので、前述のように、いつでもどこでも、気を使わずに運転を楽しめる。そう、クルマとはそもそも、運転して楽しむためのものだ。乗るのに気を使うようでは楽しめない。

というわけで、1月19日~20日にスコッツデールで開催されるグッディング&カンパニーのオークションに参加するなら、この911カレラをぜひ持ち帰って、思う存分楽しんでいただきたい。


By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
Related Gallery:1984 Porsche 911 Carrera


■関連記事
・【ビデオ】サファリ・ラリーで活躍した「ポルシェ 911SC」
・【ビデオ】1981年型ポルシェ「911SC」がオフロードを駆ける!
・【ビデオ】ラリー仕様のクラシックな1985年型ポルシェ「911」が慈善オークションに出品

■関連動画