1954年のル・マン24時間レースに出場したジャガー「Dタイプ」ワークス仕様車がオークションに出品 予想落札価格は十数億円!
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2017年の終わりが着々と近づいている。クリスマス・ショッピングも終了し、運用中の投資信託から大きなボーナスが入る頃だ。そうした嬉しい臨時収入を貴方はどう使うだろうか? その額が十数億円に上る方は、来年1月までお待ちになることをお勧めする。そうすれば、この素晴らしいレーシングカー、1954年製ジャガーDタイプ」を購入できるかもしれないからだ。


Dタイプという名に馴染みが無い方々のためにご説明すると、これはジャガーの有名なレースカーで、ル・マン24時間レースでは3年連続で優勝に輝いた名車だ。これをベースに公道仕様にした「XKSS」はスティーブ・マックイーンも所有していた


来年1月にRMサザビーズのオークションに出品される、このシャシー・ナンバー"XKD 403"のDタイプは、1954年にジャガー・ワークス仕様のレース用マシンとして製作された5台のうちの1台で、同年のル・マン24時間レースではサー・スターリング・モスがステアリングを握った。レースの前半はトップを走り、ミュルザンヌのストレートでは172.97mphという最高速度を記録したが、12時間が過ぎた頃にブレーキのトラブルでリタイアしたという。この年はいくつかのレースに出場した後、翌年のル・マンに向けて開発用車両として使用され、1955年から1957年のル・マン3連覇に貢献した。

1955年5月にプライベーターに売却された後も、このXKD 403は数年にわたり様々なレースで活躍した。RMサザビーズによると、1950年代だけで少なくとも55戦のレースに出場し、24回表彰台に上がって、5度の総合優勝に輝いたという。1963年から1980年まではガレージの中で眠っていたが、それから最近まで多数のヒストリックカー・レースやイベント、コンクールなどに出場している。


オークションは2018年1月18〜19日にアリゾナで行われる予定で、RMサザビーズでは予想落札価格を1,200〜1,500万ドル(約13.6億〜17億円)としている。クルマの歴史的価値と、おそらくホリデー・シーズンに巨額なボーナスを得る人々を考えた上でのことだろう。もし貴方にそれだけの資産があるなら、このジャガーに投資しても決して無駄にはならないはずだ。


By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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