元レッド・ツェッペリンのロバート・プラントが以前所有していた1965年製アストンマーティン「DB5」が売り出し中!
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アストンマーティン「DB5」は、1964年の映画『007/ゴールドフィンガー』でジェームズ・ボンドが運転したことで有名になったが、現在ウエスト・ロンドンにあるアストンマーティン専門ショップ「Nicholas Mee & Co.」のショールームで売りに出されている個体は、偉大なロック・バンドのボーカリストが愛用していた1台だ。ロバート・プラントが"氷雪の国(the land of the ice and snow)"から"ブロン・イ・アー(Bron-Yr-Aur)"まで走らせたと思われるDB5を、貴方の物にすることができるかもしれない。


プラントといえば、ハードロックの元祖ともいえるレッド・ツェッペリンの元リード・ボーカルとしての顔が最もよく知られているだろう。プラントはこの1965年製アストンマーティン DB5を1970年代初期から所有し、1986年に英国のコレクター親子に売り渡したという。それからすぐ後、アストンマーティンを専門とするChapman Spoonerによってレストアが施され、現在はデュボネ・ロッソと呼ばれる落ち着いた赤のボディ・カラーに、インテリアはタンのレザー張りとなっている。走行距離は10万424kmを刻んでおり、おそらくロック・ミュージシャンならではの過激な過去も知っているに違いない。


「DB4」の改良版であるDB5は、3基のSUキャブレターが装着されたオールアルミニウム製4.0リッター直列6気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力282hp、最大トルク38.7kgmを発生。トランスミッションはZF製5速マニュアルまたはボルグワーナー製3速オートマチックが用意されていたが、プラントの元所有車は5速MTだ。ツイン・サーボを備えたガーリング製の4輪ディスク・ブレーキを装備し、いち早くパワーウィンドウも採用されている。


このDB5はプラントが手放した後、1980年代にはアストンマーティン・オーナーズ・クラブのコンクールに何度か出品されたが、2008年にNicholas Mee & Co.から購入した現在のオーナーは、ほとんど使用せずとも定期的なメインテナンスは欠かさず、空調制御されたガレージで保管していたという。つまり、"胸いっぱいの愛"を注がれてきたわけだ。1970年代のロック隆盛期にレッド・ツェッペリンを取り巻いていた状況(ツアー先の狂乱騒ぎは有名だった)を考えると、このクルマが良好な状態を保っている点は注目に値するだろう。なお、価格は「お問い合わせを」となっている。


先日のボナムズによるオークションでは、元ビートルズのポール・マッカートニーが新車で購入したという1964年製DB5が出品され、134万5,500ポンド(約2億500万円)で落札された。2011年には同じく元ビートルズのジョージ・ハリスンが所有していた1964年製DB5も売りに出されたことがある。当時、DB5はブリティッシュ・ロック界の大物に大人気だったらしい。


By Sven Gustafson
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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