【LAオートショー2017】イエロー、オレンジにパープルまで! BMWは多数のカラフルなクルマを展示
Related Gallery:BMW Stand at LA Auto Show

10年程前、ランボルギーニがモータショーに展示するクルマ全てを鮮やかなメタリックホワイトに塗って話題を呼んだ。後にアウディフォルクスワーゲン(VW)も人目を引くカラーリングで出展車両を統一したことがある。あるモーターショーではVWのクルマを見る時にサングラスが必要だった。冗談で言っているのではない。彼らは来場者にサングラスを手渡していたのだ。

オートショーの出展車にホワイトのカラーを使用するトレンドは、公道における白いクルマの流行につながったと言ってよいだろう。だが、一般的に好まれる味気ないシルバーやグレーに加え、ホワイトのクルマが公道に増えたことで、道路の風景がひどくつまらないものになった。今、声を大にして言おう。我々はもっとカラフルなクルマが欲しい。



BMWは我々と同じ気持ちだったようだ。LAオートショーのブースを見ると、彼らがカラフルなクルマをもう一度流行させようと最善を尽くしていることが分かる。展示車両はイエロー、オレンジ、ブライト・レッド、エレクトリック・ブルー、そしてパープル(!)と様々だ。これらのクルマを見ていると、1990年代にBMWと特にM部門が好んで採用していたエストリル・ブルー、イモラ・レッド、ダカール・イエロー、エバーグリーン(青緑)、キャラミ・オレンジ、そしてテクノバイオレットといった、鮮やかで強烈な色を思い出す。



今年のLAオートショーでカラフルなクルマを展示していたのはBMWだけではなかった。VWも洒落たグリーンを纏った「ゴルフ オールトラック」や「ティグアン」をはじめ、実に多彩なカラーのクルマを並べていた(「ゴルフGTI」のカラーパレットは控えめ過ぎるが)。



グリーンと言えば、ダッジ「チャレンジャー」には「F8グリーン」と呼ばれるカラーが用意されている。際立った色で、1960年代後半のクルマを思わせる(映画『ブリット』をご存知だろうか?)。ダッジは長年に渡り最も色を大事にしてきた自動車ブランドかもしれない。



フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)帝国では、他にもジープが新型「ラングラー」に、イエローのエクステリアと赤いインテリアの組み合わせという、マスタードとケチャップを思わせるユニークなカラーリングを施した。良い悪いは別として、ジープがインテリアの雰囲気を明るくさせようとしていることは分かる。



もちろん、無彩色のクルマはまだまだ多い。ヒュンダイランドローバーのブースには、シルバーとグレーのクルマしかなかった。来年には彼らも学ぶことだろう。もっともっと、カラフルなクルマが増えることを期待したい!


By JAMES RISWICK
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
Related Gallery:BMW Stand at LA Auto Show


■関連動画