EVメーカー、テスラの普及車種「モデル3」に、新たに航続距離を500kmに伸ばしたグレードが用意されそうです。

今年8月、アメリカ合衆国環境保護庁(EPA)が発行した文書に、モデル3の上位グレードの予定価格が4万4000ドル(約493万円)の価格で、航続距離は310マイル(約500km)になると記されていました。The Vergeがそのことについて確認したところ、EPAはその資料内容が事実であることを認めたとのこと。

モデル3のベースグレード価格は3万5000ドル(約391万円)、航続距離は220マイル(約354km)です。もし上位版が発売されるならば、このベースグレードに約100万円を上乗せすれば、約150km余分に走るModel 3を手にすることができるようになるはずです。

EPAによる電費/燃費換算によると、上位版モデル3の燃費性能は平均126マイル/ガロンに相当するとのこと。日本で使われる燃費単位に直せば、53.6km/lという数値になります。これはモデル3がかなりエネルギー消費効率の優れたクルマであることを意味します。




先日、日産が発表した新型「リーフ」は、走行可能距離が約400kmにまで引き伸ばされ、充電ステーションの有無をさほど気にせずに遠出することも可能になりました。ただそれでも一般的なガソリンエンジン搭載車が走行可能な500~600kmにはややおよびません。

その点上位版モデル3は、スペックどおりなら500kmを走れるわけで、フル充電しておけばガソリン車と同等の長距離走行が可能と考えられます。ただ購入価格もそれなりに高くなるため、真剣にEVの購入を考えるなら、予算と必要な航続距離をよく吟味する必要がありそうです。

最近は(特に欧州の)自動車各社がEVの開発にかなり力を入れており、EVの性能が大きく改善されていくことが期待されます。またこれに自動運転技術の進歩が組み合わされれば、数年後の自動車は今とはかなり性質の異なるものになっているかもしれません。

ただ、テスラには上位版の開発よりも先に、なかなかモデル3の生産が上向かない問題をはやく解決してほしいところ。テスラは「日本でのモデル3納車時期は2019年以降」としています。


by Munenori Taniguchi

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