​​​​​​​ドイツ政府、テスラ「モデルS」が高額すぎるとしてEV補助金対象から除外
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ドイツ政府は、テスラ「モデルS」の価格が高すぎるということを理由に、電気自動車(EV)補助金制度に適さないとして対象リストから除外すると発表。これを不服とするテスラとの間で騒動になっている。

テスラ モデルSは追加機能オプションなしの基本仕様で注文することができず、これを付けると補助金対象となる上限6万ユーロ(約800万円)を超えてしまう、とドイツ連邦経済・輸出管理庁(BAFA)の広報担当者は12月1日にコメントした。

ドイツは昨年、EV普及拡大のため、総額10億ユーロ(約1,330億円)にもなる補助金制度を発表。補助金の一部はドイツの自動車メーカーも負担している。そして、6万ユーロ以上の高級モデルは補助金の対象外となっている。

「これは全く誤った非難です。ドイツの誰もが、テスラ モデルSのコンフォート・パッケージなしのベース・タイプを注文することができます。そういったクルマをこれまで何台もお客様に納車してきました」とテスラは声明文で述べている。

テスラの主張によれば、6万ユーロという上限価格とはドイツ政府がテスラを除外するために最初に設定したものだという。だが、後に政府と妥協点に達し、「テスラは補助金制度に該当する低価格仕様のクルマが販売可能となりました。お客さまが望めば、購入後にアップグレードすることが可能です」と同社は述べている。

しかし、実際にオプションなしのベース仕様の購入を希望して断られた顧客がいるかどうか、テスラでは内部調査を実施するとのことだ。

「もし販売員がモデルSのコンフォートパッケージなしのベース・タイプは購入できないとお客さまに話していたとしたら、これは正しくなく、明らかに我々の方針や手順に沿ったものではありません。我々はこの件に関して調査を行い、もし必要ならば適正な措置を講じます」とテスラは述べている。

この補助金制度を活用すると、ドイツでは完全EVを購入する際に4,000ユーロ(約53万円)、プラグインハイブリッド車の場合は3,000ユーロ(約40万円)の割引が受けられる。


※この記事は『Reuters』に掲載されたMarkus Wacket記者の記事を転載したもの。


By REUTERS
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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