【ビデオ】ランボルギーニ「ウルス」のエキゾースト音にガッカリ!?
ランボルギーニは12月4日に予定されている正式発表に向け、新型SUV「ウルス」の映像を何本も公開してきた。そして最新のビデオでは、いかにしてSUVのウルスを本物のランボルギーニらしく感じられるクルマにしようとしたかについて語られている。チーフ・テクニカル・オフィサーのマウリツィオ・レジアーニ氏は、ウルスに用意されている3つの走行モード「ストラーダ」「スポーツ」「コルサ」にそれぞれ相応しいサウンドを与えたと説明する。そして映像ではカモフラージュを纏ったプロトタイプが唸りを上げて加速し、走り去っていくのだが...その音は現在の市場に出ている他社のプレミアム・クロスオーバーとあまり変わらないように思われる。



そう、ランボルギーニ ウルスのエキゾースト音は平凡だ。そのV8ツインターボ・エンジンは最高出力650psを発揮すると伝えられているにも関わらず、サウンドはあまりにも静かで、スムーズで、クリーンなのだ。音質自体は悪くはない。だが、ランボルギーニをランボルギーニたらしめるものの1つは、数ブロック離れた場所からでも聞こえる強烈な爆音である。それは吠えるような低音と、叫ぶような高音、そしてその間に響く弾けるような爆発音だ。下の動画で「ウラカン」の音を聞いてほしい。それらのいずれもウルスには感じられない。


SUVはもっと実用的な乗物であり、日常的に使えるように洗練されているべきだと考え、これを歓迎する人も中にはいるかもしれない。しかし、たとえ3人以上が乗れるクルマであっても、あの爆音がなければランボルギーニらしくない。大きくて、うるさくて、非日常的で、人目を引くクルマこそがランボルギーニなのだ。だが、ビデオを観た限りでは、ウルスは決して速さに欠けるわけではなさそうだから、これがセールスポイントになるのかもしれない。

とはいえ、この音を聞いてウルスの見込み客が思い留まることはないだろう。コンセプト・モデルからほとんどそのまま受け継いだ、角張った常軌を逸したようなボディワークに、宇宙船のようなスイッチが並んだインテリア。そして前述の通り、非常に速いに違いない。あとは適切なサウンドさえ備えていればいいのだが。


By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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