ポルシェが次期型「911」にハイブリッドの高性能モデル投入を検討中!?
ポルシェの「911」にハイブリッドが登場する可能性については、何年も前から浮上と否定が繰り返されてきた。しかし今またその話が再燃している。金融情報サービス『Bloomberg』が匿名の関係者から得たという情報によると、ポルシェは次期型911のモデルライフ後半に、バッテリーとモーターを搭載した最高性能モデルの設定を検討しているというのだ。同社のエンジニアはバッテリーによる重量増を抑える研究に取り組んでおり、電気のみで70kmの距離を走行できることを目標としているという。

だが、このリポートには賛否両論ある。911ハイブリッドの可能性が高いとする見方の根拠は、ポルシェには既にハイブリッドに関する技術が蓄積されているということだ。既にポルシェは「パナメーラ」にハイブリッドを設定しており、同社による最も直近のハイパーカー「918 スパイダー」にもプラグイン・ハイブリッドのパワートレインが採用されている。さらにポルシェはハイブリッド車でル・マン24時間レースに勝利しているし、2010年にはハイブリッド911のレースカーも作っている。「ミッションE」の市販化も進めているように、同社が電気自動車に本腰を入れて開発していることは明らかだ。

一方で、ポルシェは少なくとも2014年からこのアイデアについて堂々巡りをしてきた。そして今年5月にはポルシェの開発責任者が、911のプラグイン・ハイブリッドは開発中止になったと発言したことで、このプロジェクトは終わったかのように思われた。

全ての状況を考慮すると、ポルシェが近い将来に向けて911のハイブリッド化に関する開発を続けていることは確かだろう。しかし、煮え切らない過去の経緯を考えれば、911ハイブリッドが間違いなく登場するという保証はない。


By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

■関連記事
・ポルシェ、「911」のプラグイン・ハイブリッドが開発中止になったことを公式に認める
・ポルシェ、「911」を含む全ラインアップにハイブリッド仕様を投入すると明言
・ポルシェ、次世代「911」にプラグイン・ハイブリッドを設定?

■関連動画