【噂】アルファ ロメオ、「ジュリア」に350馬力の4気筒エンジンを追加?
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アルファ ロメオの新型「ジュリア」は、2.0リッター直列4気筒を積む最高出力200psの「ジュリア」および「ジュリア スーパー」と、そのパワーを280ps引き上げた「ジュリア ヴェローチェ」、そして2.9リッターV型6気筒が最高出力510psを発揮する「ジュリア クアドリフォリア」が、日本市場ではラインアップされている。販売価格が597万円のジュリア ヴェローチェと、1,132万円のジュリア クアドリフォリアの間には、性能的にも価格的にも大きな空白が存在するが、これは市場として好ましいものではない。しかし、この間を埋めるモデルが登場するのではないかという推測が、オランダと米国から巻き起こっている。

昨年12月、オランダのチューニング・ショップであるSquadra Tuningが、フィアットクライスラー(FCA)のオランダ市場向けパーツサイトで、最高出力350hpの2.0リッター・ターボに関する記載を発見した。それから間もなく、自動車メディア『autoevolution』の読者がNAFTA地域向けとみられるFCAの資料の画像を同メディアに提供。それには最高出力350hpの2.0リッター・エンジンと8速ATを搭載する4輪駆動の米国仕様ジュリア ヴェローチェという情報が記載されていたのだ。

真実は謎のままそれから数ヶ月が経過したが、自動車ライターのBozi Tatarevic氏が先日、FCAのOEMサービス・ポータル『Mopar Tech Authority』で、最高出力350hpの2.0リッター・エンジンという選択肢を発見したのは、真実確認へ向けた大きな前進と言えるだろう。自動車雑誌『Car and Driver』がアルファ ロメオに問い合わせたところ、「北米で2018年モデルイヤーのジュリアのエンジンは、2.0リッターと2.9リッターの(ガソリン)バージョン以外に導入する計画はありません」との回答だったという。これで2018年は除外されたが、見方によっては2019年にはこの最高出力350hpのエンジンが導入されることを暗示しているようにも受け取れる。

日本の読者にとって気になるのは、現在はジュリア ヴェローチェというモデルが販売されていない米国のみ、350hpで新規に導入されることになるのか、それとも日本などの地域で売られている280psのジュリア ヴェローチェも、350hpにアップグレードされるのか、ということだろう。日本で販売されている後輪駆動のジュリア(200ps)と、4輪駆動のジュリア ヴェローチェ(280ps)を比べると、車両重量は後者の方が80kg重い。この差を埋めるのに、80psのエクストラ・パワーでは物足りないと感じる人もいるだろう。4輪駆動で増加した重量を350hp(355ps)の最高出力で補うことになれば、"ヴェローチェ"(イタリア語で"速い"という意味)の名前に一層相応しいモデルになるはずだ。ちなみに米国では280hpの4輪駆動モデルが「ジュリア Ti」という名前で導入されている


By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
補足:Autoblog日本版編集部

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