まるで走る要塞! フォード「F-750」をベースにした約1億6,700万円の巨大キャンピングカー
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陸路を旅する"オーバーランド"は楽しいが、トヨタ「ランドクルーザー」60シリーズの後部で、犬や冷蔵庫、ポータブル溶接機など、車内に入れておくしかないものと一緒にすし詰めになって寝ることを、誰もが好むわけではない。十分な財力がある人には、はるかに快適な選択肢が存在する。そんな人は思い切って、新型アースローマー「XV-HD」を検討してみるのもいいだろう。週末にオフロードの旅を楽しむというよりもシベリア出兵に重宝しそうな、走る要塞といった風情のクルマだ。


XV-HDは米国コロラド州を拠点とするアースローマー社の最新モデル。英国の高級SUVメーカーをさらに強力にしたような名前を持つこの会社は、1998年の創業以来、フォード「F-550」をベースにした巨獣「XV-LTS」を約200台製作し、各地のRVパークを脅かしてきた。4輪駆動の「F-750」をベースにしたXV-HDは、そのXV-LTSをさらに上を行くモデルだ。上の写真で比較すればその巨大さが分かるだろう。パワートレインは、信頼できるフォード製6.7リッター「パワーストローク」V8ターボディーゼル・エンジンを搭載。最高出力330hpと最大トルク100.2kgmを発生する。

しかも、ほとんど全ての部分に変更やアップグレードが施されている。足元にはミシュラン製46インチ「XZL」タイヤを装着し、リアのエアサスペンションにはフォックス製ショックアブソーバーと油圧レベリング機構を装備。フロントには最大牽引力3万ポンド(約1万3,607kg)のウォーン製油圧ウインチや、バハデザインズ製フルLEDライトを装着する。さらに、相当時間の電力を自家発電で賄えるようにするため、2,100Wの太陽光発電システム、容量2万Whのリチウムイオン電池バンク、PTO駆動油圧発電機、946Lの給水タンク、435Lの燃料タンクも備えている。


しかし、XV-HDはタフなだけのクルマではない。車内を見れば、ウッド、レザー、ステンレススチールが惜しみなく使われたラグジュアリーな空間が広がる。フルキッチン、シャワー別のフルバスルーム、乾燥機付き洗濯機、床暖房、ボーズ製サラウンド・サウンド・システムが装備されている。


もちろん、このようなクルマが安価であるはずはない。価格は150万ドル(約1億6,700万円)で、予約するには37万5,000ドル(約4,200万円)の申込金が必要となるが、今オーダーすれば、2018年終わりから2019年初め頃に納車される予定だ。



By REESE COUNTS
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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