マクラーレン、新たなレース仕様車「720S GT3」のスケッチを公開
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マクラーレン「650S」にレース仕様車「650S GT3」があったように、後継モデル「720S」にもFIA GT3規定に合致した競技用車両が登場する予定だ。マクラーレンは実車の発表に先駆け、その完成予定図を描いたスケッチを公開した。公道仕様モデルと比較すると、「720S GT3」はフロント・グリルが拡大され、フロント・フードとフェンダーにはベントが開けられている。リアはデュアル・エキゾーストを中央寄りに配置し、その周囲の開口部がやはり拡げられている。切り込まれたバンパーから露出したワイドなスリック・タイヤが迫力だ。そして当然ながらエアロダイナミクスの向上を図り、多くのカナードやスポイラー、そして巨大なリア・ウィングとディフューザーが装備されている。

McLaren 720S The Drive World Copyright: ©McLarenAutomotive Ref:  McLaren-720S-TheDrive-307.CR2
機械的な仕様についてマクラーレンは多くを明らかにしていない。レース仕様の4.0リッターV8ツインターボ「840T」エンジンを搭載し、モータースポーツ用6速シーケンシャル・ギアボックスを介して後輪を駆動するとのこと。シャシーはロードカーのカーボンファイバー製「モノケージ II」を使用するが、レース用に作り替えられたボディワークにはカーボンファイバーや軽量な複合素材が多用されているという。サスペンションは前後とも調整式ダンパーとコイルオーバー・スプリングを備え、センターロック式のアクスルにピレリ製レーシング・タイヤを装着する。

720S GT3は2018年内に開発プログラムが行われ、2019年にカスタマー・チームからレース・デビューする予定だ。販売とサポートは英国、欧州、北米、オーストラリア、ニュージーランドの10店舗で行われる。


同時にマクラーレンは、新たなレース・プログラムも発表した。最も興味深いのが、ワンメイク・レースの「ピュア・マクラーレン GTシリーズ」だ。2018年より欧州各地の有名サーキットで開催が予定され、国際D級ライセンスを所持するマクラーレン・オーナーが参加できる。マクラーレンがマシンを用意し、メインテナンスやレース前の準備をしてくれるため、オーナーはレースカーを所有している必要はない。また、若手ドライバーの育成を目的とする"ドライバー育成プログラム"も発表された。マクラーレンは2台の「570S GT4」に乗る4名の英国人選手と契約を交わしているという。


By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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