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ダイハツのインドネシアの現地法人であるアストラ・ダイハツ・モーター社(ADM)は、11月23日にコンパクトSUVの「テリオス」をフルモデルチェンジし、インドネシアにて発表した。

テリオスは、 世界的なSUVブームの中、 多人数乗車が可能で、多くの荷物を積むことができ、 悪路など様々な道路環境へも対応可能など、現地で求められるニーズを反映した本格7人乗りコンパクトSUVだ。


新型テリオスは、 プラットフォームを刷新することで、競合車が多く市場投入される中、従来モデルから好評なFRの特長を生かした高い走破性に加え、操縦安定性や乗り心地、NV性能、燃費などの基本性能を大幅に向上し、競争力を確保している。

日本でコンパクトサイズでFRを採用しているモデルは稀だが、まだまだ悪路が多い新興国で、多人数乗車時での登坂などではFRレイアウトが有利に違いない。

新しいプラットフォームは、インドネシア市場で好評の「セニア」のプラットフォームをベースに車両特性に合わせた改良を加えることで、 高い基本性能を実現。なお、エンジンは、アセアン向け次世代エンジンとなる「2NR-V(1.5L)」を搭載している。

トランスミッションは5速MTと4速ATが設定されており、燃費性能は従来比約25%向上しているとのこと。

内外装デザインは、ADMデザイナーの開発参画により現地ニーズを反映し、さらに同国でシェアの高いMPVモデルから乗り替えるユーザーも満足できるよう、1クラス上の質感を感じられる「ダイナミック&ハイクオリティ」をキーワードに、上質感のあるデザインに仕上げられている。

ボディサイズは、全長4,435mm × 全幅1,695mm × 全幅1,705mmとなっており、日本の5ナンバー枠に収まるサイズだ。日本でコンパクトな7人乗りというとトヨタ「シエンタ」があるが、シエンタより全長は200mm長く、高さが300mm高い。


室内は、コンパクトボディを維持しながら、 従来比で室内長を+170mmとして、1列目と2列目の前後乗員間距離を+45mm、荷室長+150mmなど、広く快適な室内空間を実現。また、荷室空間の拡大により、 現地ニーズの高いガロンボトルの収納が4本可能になっている。


インテリアは、トレンドを採り入れながらも比較的オーソドックスなデザイン。フロントは高級感があるメッキを使いながら、リアはRVのような力強いタフなイメージであり、インテリアは意外とシンプルな仕上がりというのが現地のニーズなのだろうか。

なお、現行モデルと同様、トヨタ「ラッシュ」としてOEM供給される予定だ。ATが4速である点と最新の安全装備が設定されていない点は気になるが、FRで7人乗りというパッケージングは興味深い。日本仕様に改めたうえで、日本への展開も期待したいところだ。

All New Terios is My DNA