レクサスが3列シートの「RX」を発表するとの話を最初に耳にしてからおよそ1年半、遂にこれが実現する時が来る。このクロスオーバー車は「RX L」という名前で、LAオートショーに出展される予定だ。

レクサスは米国と日本で異なる2枚のティーザー画像を公開しており、少なくとも2種類のパワートレインが用意されることが分かる。「RX 350L」は、おそらく2列シートのモデルと同じ、最高出力295hpと最大トルク36.9kgmを発揮する3.5リッターV型6気筒ガソリン・エンジンが搭載されるだろう。そしてもう1つは「RX 450L」と呼ばれるハイブリッド・モデルで、こちらも従来のショート版と共通の、V6エンジンと電気モーターが合計最高出力308hpを発生するハイブリッド・パワートレインが使用されると思われる。

トヨタは今のところ、これらのティーザー画像を除き、一切の情報を明らかにしていない。ただ、「3列シートのロングバージョンのRXでは、居住性・快適性を両立し、お客さまに新しい選択肢を提案する」と述べているだけだ。実車が発表されるのは、現地時間11月29日午前10時開始予定のプレスカンファレンスだが、それまでにさらなる画像や情報が公開されるだろう。



このロングなRXは、レクサスにとって重要なモデルとなる。現在、3列シートのレクサス車が欲しい場合、選択できるのは「GX 460」と「LX 570」のみに限られている。これらのモデルは、それぞれ「ランドクルーザー プラド」と「ランドクルーザー」をベースとした、伝統的な、フレーム構造を採用する、V型8気筒エンジン搭載のSUVだ。これでは、乗用車的な乗り心地や走りと、優れた燃費を求めつつ、3列シートの実用性も欲しいという人たちの興味は惹き付けられないだろう。「RX L」モデルはこのギャップを埋め、レクサス・ブランドに大きな売り上げをもたらすかもしれない。


By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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