小林可夢偉、フォーミュラE シーズン4の開幕戦に緊急参戦が決定!
小林可夢偉選手は2009年シーズン途中にトヨタからF1デビューし、次に所属したザウバーでは表彰台に上ったこともあるものの、その後はチームを転々としてきた。昨年からFIA世界耐久選手権(WEC)に出場。今年のル・マン24時間レースでトップを走りながら、無念のメカニカルトラブルでリタイアを余儀なくされてしまった。しかし今回、小林選手は別のレース・シリーズで新たなスタートを切るチャンスを獲得した。香港で12月2日・3日に行われるフォーミュラE シーズン4の開幕戦に、MS&ADアンドレッティのドライバーとして参戦することが、急遽チームから発表されたのだ。

「香港のシーズン開幕戦において、小林選手のような優れたドライバーがMS&ADアンドレッティの27号車を操縦することを光栄に思います」とアンドレッティ・フォーミュラEのマイケル・アンドレッティCEOは語っている。「F1とWECで自身の能力を証明してきた小林選手にとって、フォーミュラEは次の挑戦として最善のものとなるでしょう」。

この数年は目立った戦績を残していないにも関わらず、小林は香港での活躍が期待されている。「正直なところ事前にきちんとしたテスト走行をせずにレースに挑むのは簡単なことではありません」と語る小林選手は「チームも最大限のサポートをしてくれているので不安はありません。香港で良いレースができることを楽しみにしています」とコメントしている。

小林はチームメートでフォーミュラEに過去3シーズン出場経験を持つアントニオ・フェリックス・ダ・コスタと出場する。モータースポーツ情報サイト『Autosport』によると、シーズン前にアンドレッティ・チームでテストしてきたBMW DTMのドライバー、トム・ブロムクビストの名前がチームのフル・エントリー・リストには記載されており、今季のフォーミュラEの大部分のレースには小林ではなくブロムクビストが出場することになるという。

小林はフォーミュラEでは日本代表として出場することになるが、日本ではレース開催の予定はない。MS Amlin(日本の保険会社MS&ADの国際部門)ブランド・ディレクターのエイドリアン・ブリテン氏は、「日本人ドライバーがフォーミュラEに再び参戦することがきっかけとなり、今後は日本でもフォーミュラEが開催されることを期待しています」と述べている。


By JOHN BELTZ SNYDER
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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