マツダ、マイナーチェンジした北米仕様「Mazda6」(アテンザ)をチラ見せ 気筒休止やガソリン・ターボも採用
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マツダは11月29日に開幕するロサンゼルス・オートショー(一般公開日は12月1日から10日)で、デザインから技術面まで大幅改良を施した「マツダ6 セダン」(日本名:「アテンザ」)を発表すると予告。一足先にその画像を公開した。

パワートレインでは、2.5リッター直列4気筒ガソリン「SKYACTIV-G 2.5」エンジンに、気筒休止などの新技術を採用。エンジンの低負荷時に2本のシリンダーを休止させることで燃費を向上させるこの技術は、9月のフランクフルト・モーターショーで既に公開されていた。日本仕様のアテンザにも採用されたら、現行型のJC08モード燃費16.0km/Lから少なからず改善されることが期待できる。さらに、「CX-9」で初採用された2.5L直噴ガソリンターボ・エンジン「SKYAVTIV-G2.5T」も設定されるというが、現在の発表では「北米および一部地域向けに設定」とあるので、日本市場向けのアテンザにも搭載されるかどうかは不明。


デザインのコンセプトは「Mature Elegance(成熟した気品)」。現在公開されている画像を見ると、フロント周りはグリル、バンパー、ヘッドライト周りまで変更を受けていることが確認できる。特に一般的な従来の横桟から、凝ったメッシュが採用されたフロント・グリルは印象的だ。その下辺から両側に伸びるクロームは、ヘッドライトの下を縁取るように変わった。インテリアはダッシュボードからメーター・パネルまで一新されているようだ。中央に伸びるウッドパネルには、日本の伝統家具や楽器などに使用される栓木(せんのき)を用いた本杢素材が使われている。

さらに、マツダの先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」では、現行型「CX-5」と同様に「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)で全車速追従が可能に、つまり渋滞時にも使えるようになったほか、最新の360°ビュー・モニターが採用された。

LAオートショーではこの新型マツダ6のほか、気筒休止を採用したSKYACTIV-G 2.5エンジンを搭載するCX-5も出展される。

2012年に発売された現行型マツダ6およびアテンザは、2014年に一度フェイスリフトを受けている(2016年にも主に機能面の改良が施されている)が、デザインに関していえば今回の方が大掛かりな変更となるようだ。フルモデルチェンジのスケジュールでは、現行型が1年遅れで登場した「マツダ3」および「アクセラ」に追い抜かれてしまう予定なので、今回のマイナーチェンジでフラッグシップとしての地位を守らなければならない。マツダが「技術、デザインなどのあらゆる領域を深化させ、その質のレベルを一段引き上げました」と言うように、おそらく多岐にわたる改良が施されていると思われる。

なお、現地時間11月29日午前10時30分(日本時間11月30日午前3時30分)から行われるブレスカンファレンスの模様は、米国マツダのサイト(https://insidemazda.mazdausa.com/new-mazda6)でライブ配信されるという。マツダ6ではなくアテンザの"深化"も楽しみに待ちながら、まずは北米仕様の発表に期待しよう。


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