【ビデオ】フォード、「フォーカス RS」向けに世界初の電子制御式ハンドブレーキ「ドリフト・スティック」を発売!
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フォード・パフォーマンスは、SEMAで「フォーカス RS」のオーナー向けにちょっとしたサプライズを発表した。ラリー・スタイルのアルミ製ハンドブレーキ、「ドリフト・スティック」だ。見た目がクールなだけでなく、内蔵されたマイクロスイッチがRSの電子装置を制御し、派手なテールスライドをキメることができる。既存のハンドブレーキの上から取り付けるだけで、まるでラリーカーの油圧ハンドブレーキ・システムを装備しているように後輪を自在にロックさせることができるのだ。

少し話を戻して、フォーカス RSのドリフト・モードについて説明しておこう。これは全輪駆動システムとトルクベクタリングを使って遊ぶための巧妙なプログラムで、タイヤ・スモークを上げながら大きくドリフトしてRSをスイングさせることができる。フォーミュラDで使えるほどではないが、制御された状況下で安全に楽しめる。完全にアナログなドリフトマシンとは違い、失敗しても身を守ってくれる。


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ドリフト・スティックを使用するのは、スモーキーなドリフト・モードとは対照的な、ラリースタイルのハンドブレーキ・ターンがしたい場合だ。ドリフト・スティックをひくと、内部の電子装置がABSとリアディファレンシャルクラッチを制御し、リア・ブレーキが後輪をロックさせる。その結果、クラッチ・ペダルを踏むことなしにクルマを回転させることができる。また、油圧システムを搭載するという大掛かりな改造をすることなく(そして費用も抑えられる)、手早く大きなスピンターンを可能にしてくれる。つまり、電柱やゴリラの着ぐるみをきた人間の周りをグルグルと回るのにもってこいというわけだ。

そう、ご想像通り、開発にはケン・ブロックが関わっている。このドリフト・スティックをテストし、ゴーサインを出したのは彼だ。ドリフト・スティックは彼にピッタリの代物であり、また彼はその開発にピッタリの人物と言える。

Ford today announces the all-new Ford Performance Drift Stick,  the first-ever, rally-inspired electronic handbrake, developed and designed for Focus RS and approved by rally and stunt star Ken Bock. Ford today announces the all-new Ford Performance Drift Stick,  the first-ever, rally-inspired electronic handbrake, developed and designed for Focus RS and approved by rally and stunt star Ken Bock.
取り付けは簡単らしい。既存のハンドブレーキの上にドリフト・スティックを締め付けて、ロッドをフロントシートのマウントにボルトで締め、コードを診断ポートに差し込む。それだけだ。穴を開けたり溶接したりする必要がないため、簡単に取り外して元通りに戻すこともできる。そして素晴らしいボーナスもついてくる。OBDシステムに接続するドリフト・スティックにはUSBポートが搭載されている。ケーブルをUSBポートに差し込むと、フォードの診断ツールのように働く。つまり、車両から診断データをダウンロードでき、さらに興味深いことに、データをチューニングしてアップロードすることも可能になる。ドリフト・スティックを装備してもメーカー保証に影響はないとのこと。

ドリフト・スティックは米国で12月1日に販売が開始される予定。価格は999ドル(約11万4,000円)となっている。米国のフォード・パフォーマンスの販売代理店もしくはオンラインで購入可能だ。






By ALEX KIERSTEIN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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