【東京モーターショー2017】トヨタの決意が込められたプレス・ブリーフィングを動画で振り返る
東京モーターショー 2017で、トヨタは多数のコンセプト・モデルを発表した。人工知能を搭載した「Concept-愛i(コンセプト・アイ)」シリーズ燃料電池車「Fine-Comfort Ride」と燃料電池バス「SORA」、クロスオーバー「TJクルーザー」、「86」をベースにしたハイブリッド・スポーツ「GR HV SPORTS concept」、そして新型「センチュリー」や、次期型「クラウン」も公開されている。

開幕初日の10月25日朝、英語で行われたプレス・ブリーフィングでは、トヨタのディディエ・ルロワ副社長が同社のテーマを紹介した。「Start Your Impossible」(不可能と思えることにチャレンジしよう)は日本市場におけるトヨタのスローガンとなるもので、「Mobility for All」(すべての人に移動の自由を)への決意を示しているという。そして、自動車業界が直面している変化について、彼は「転換期」を迎えていると表現している。

スピーチの中でルロワ副社長は、人工知能とコネクテッドカーの重要性を強調。2020年までに、日米で同社のほとんどの乗用車に「データ・コミュニケーション・モジュール(DCM)」を搭載し、クラウド上にあるトヨタの「モビリティ・サービス・プラットフォーム」に接続するという。次期型クラウンはその先駆けとなるようだ。

また、トヨタは自動運転技術の領域において、完全自動運転の「ショーファー」モードと、高度安全運転支援技術で人間のドライバーを見守る「ガーディアン」モードの両方を開発しているとのことだ。

ルロワ氏はクリーン・モビリティ、すなわち環境負荷を減らすための電動化についても言及した。「『全固体電池』は、航続距離を飛躍的に改善するポテンシャルから『ゲームチェンジャー』となりうる技術だと考えています」と述べ、2020年代前半の実用化を目指して、その開発を加速していくという。トヨタはマツダ、デンソーとともに、EV量産化を視野に入れてEVのアーキテクチャーを開発する新会社を起ち上げたが、今回の東京モーターショーで公開された2台の燃料電池車は、水素社会実現への「トヨタの変わらぬ意志」を象徴するものであるという。

スピーチは次の誓いで締めくくられている。「トヨタはクルマを愛しています。テクノロジーが『限界』を越えていくことを可能にするなかで、より多くのお客様に『もっといいモビリティ』をお届けします。そして、『楽しい!』と感じていただけるモビリティを追求していくことをお約束します」




By JOHN BELTZ SNYDER
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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