【SEMA2017】ゲンバラ「GTコンセプト」は、ワイドボディで828馬力のポルシェ「911ターボ」!
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米国ラスベガスで毎年開催されるSEMAは面白いショーだ。常軌を逸した科学者やエンジニアが腕を振るい、クルマやトラックを罪深い粗暴な野獣に変身させる。ダッジ「チャレンジャー SRT デーモン」フォード「マスタング」のようなマッスルカーにとっては晴れ舞台だが、時には欧州のエレガントなカスタム・モデルも目にすることができる。ドイツのポルシェ専門チューナー、ゲンバラは高級スポーツカーの魅力を維持しながらパフォーマンスを大幅に引き上げた「GTコンセプト」と呼ばれるクルマを出展した。


ポルシェ「911ターボ」をベースとするこのGTコンセプトは、軽量なカーボンファイバー製のボディワークが特徴だ。幅がフロント30mm、リア50mm拡げられたフェンダーには、21インチ鍛造ホイールに装着された前255/30ZR21、後325/25ZR21サイズのワイドでハイグリップなタイヤが収まる。前後バンパーを交換し、カーボンファイバー製のスポイラー・リップとリア・ディフューザー、そして巨大なリア・ウィングを装着することで、エアロダイナミクスも向上した。

インテリアにもゲンバラ独自のタッチが加えられている。厳選されたレザーハイドとアルカンターラを組み合わせ、バケットシートとロールバーを装着。フロアマットとヘッドレストには「Gemballa」のロゴが刺しゅうされている。


しかし、GTコンセプトで向上したのは見た目や空力性能だけではない。すでに強力なポルシェの3.8リッター水平対向ツインターボ・エンジンもパワーが大幅に引き上げられているのだ。カーボン製のインテーク・マニホールドとエアインテーク・ハウジング、バルブ拡大、シリンダーヘッド加工、スポーツエキゾースト、ECU調整などの効果により、最高出力は540psから828psに、最大トルクは660Nmから952Nmにアップ。0-100km/hをわずか2.38秒で加速し、最高速度は360km/hを超えるという(最高速度の正確な数値は後日発表)。また、フロントに6ピストン・キャリパーと380mmディスク、リアは4ピストン・キャリパーと340mmディスクのカーボンセラミック製ブレーキを装備し、制動力も向上している。


By JOHN BELTZ SNYDER
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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