【ビデオ】ブレーキ崩壊寸前! 非公式ながら「フォードGT」がスタンディング・マイルで471km/hを達成!
合法的に公道走行可能なクルマで停止状態から加速し、1マイル(約1.6km)の距離に達した時点の速度を競う「スタンディング・マイル」。その世界記録保持者であるジョニー・ボーマーが、自身の記録を更新することに成功した。ただし今回の記録は非公式であり、その挑戦の裏にはメカニカルなトラブルもあったようだ。

最高出力2,700馬力を誇る2006年型「フォード GT」を再び引っ提げて、スペースシャトルが使用したケネディー宇宙センターの滑走路で300mph(約483km/h)超えを目指すジョニー・ボーマー。彼は2012年にこの「BADD GT」と呼ばれるクルマで、283.232mph(約455.82km/h)というスタンディング・マイルの最速記録を打ち立てている。

去る10月20日、ボーマーは速度計に292.9mph(約471km/h)という数字を刻むことに成功したが、その場にギネス認定員がおらず、記録の検証ができなかったため、これは非公式の記録となった。自動車専門サイト『Jalopnik』によるインタビューで、ボーマーは6速に入れたらブースト圧が少し失われ、そのあと減速用のパラシュートが展開せずに引き千切れてしまうというアクシデントに見舞われたと説明している。パラシュートを失ったため、ブレーキの負荷を軽減することができず、リアのブレーキローターが摩擦熱で割れてしまったという。

「停止した時、クルマが燃えるんじゃないかと思った」とボーマーは言う。

ボーマーは12月に再び300mphに挑戦するそうで、ディスカバリーチャンネルの番組『ファスト&ラウド』がその偉業をカメラに収めることになっている。



By Sven Gustafson
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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