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ランドローバーは、2018年モデルより米国市場向けの「ディスカバリー スポーツ」と「レンジローバー イヴォーク」に、新しい2.0リッター直列4気筒ガソリン・ターボの「INGENIUM(インジニウム)」エンジンを搭載すると発表した。その最高出力は286hp(290ps)と、日本でも販売されている237hp(240ps)仕様を大幅に凌ぐ。このハイパワー・バージョンには、バンパーの形状などが異なる「ダイナミック」パックが装着され、外観でも237hp仕様と差別化が図られる。

この新しい総アルミニウム製「Si4」エンジンは、ツインスクロール・ターボチャージャーが装着されており、さらに286hp仕様のエンジンは、従来のジャーナル・ベアリングに替えて、ボールベアリングをターボに採用。最大トルクも400Nmと、237hp仕様の340Nmを大きく上回る。


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どちらのエンジンも、ジャガー・ランドローバーで初めてシリンダーヘッドとエキゾーストマニホールドが一体型構造となっている。同社によれば、この構造によって、エンジンの暖機時間の短縮、燃費の向上、そして排出ガスの削減が可能になるそうだ。さらに2,000バールという高圧で燃料の直接噴射が可能なインジェクターや、電動油圧式吸気バルブ制御システムなどが採用されている。

ハイパワー版のエンジンは、レンジローバー イヴォークの「HSE Dynamic」と「Autobiography」で選ぶことができ、価格は237hp仕様より3,000ドル(約34万円)高いが、0-100km/h加速は6.3秒と約1秒も縮めることが出来る。ディスカバリー スポーツの方は「Sport HSE」と「HSE Luxury」に設定され、こちらはインテリアも「ダイナミック」仕様になるため、237hp仕様と比べると6,000〜7,000ドル(約68万〜80万円)ほど高くなる。0-100km/h加速は6.7秒と、やはり237hp仕様より0.9秒速い。燃費はどちらのエンジンもほとんど変わらない。市街地でのみ、わずかに237hpの方が優れる程度だ。


By ANTTI KAUTONEN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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