レクサス、映画「ブラックパンサー」とのコラボレーションから誕生した2台の「LC500」をSEMAショーに出展
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レクサスは今年のSEMAショーに向けて、マーベル映画『ブラックパンサー』とのコラボレーションからインスパイアを受けた2台の「LC500」を用意している。先日お伝えしたように、この映画では劇中にLC500が登場する

1台目は、2018年モデルに特別仕様車として設定される「LC500 Inspiration Series」。そのボディ・カラーは明らかに青く見えるのだが、レクサスによると使われているペイントに青い色素はなく、塗料に含まれているナノ構造が青い波長の光を反射することでブルーに見えるという。これはモルフォ蝶の羽と同様の仕組みだそうで、この蝶の羽にも実際に青い色素はないものの、表面の構造が青い波長の光を反射することで青い色調が現れる。

この「Structural Blue」と呼ばれる特殊なペイントは、簡単に作ることができないらしい。レクサスによると、一定量を作るまでに8ヶ月を要し、このペイントを施すことができるのは1日にわずか2台だという。限定モデルに限定カラーとして採用される理由は容易に理解できるだろう。米国ではLC500 Inspiration Seriesは100台のみが販売される。

このInspiration Seriesをさらに魅力的にしているのが、21インチの鍛造ホイール、特別なカーボンファイバー製ドアシルプレート、そしてどういうわけか、LCからデザインの着想を得たというバーニーズのソムリエバー・セットも標準装備されていることだ。



もう1台は映画のキャラクター、ブラックパンサーと彼が統治するワカンダ王国から着想を得たというLC500のコンセプト・モデルだ。Inspiration Seriesの控えめな感じは、この「Black Panther Inspired LC」にはない。ワイドに拡げられたボディ自体はエレガントなスタイルだが、ドアミラーとフロントのホイールアーチ後方にパンサーのかぎ爪が加えられ、ボンネットには巨大なブラックパンサーのマスクが描かれている。また、レクサスはこのクルマにスーパーヒーローであるブラックパンサーに因んだ架空の特徴を挙げている。ボディはワカンダで産出されるヴィブラニウム製で、銃弾は通さず、自動修復機能を持つという。システムはワカンダのテクノロジーによる「B-CPU(ブレイン/コンピューター・インターフェイス)」によってドライバーと車両の共存関係によって操作され、ドア・ミラーは自動的にドライバーの目線に合わせて動く。さらにヴィブラニウム・パワード・コアで動くパワーユニットは自動的に燃料が供給されるそうだ。どういう仕組みなのかは明らかにされていない。

異色のスーパーヒーローと共にレクサス LCが活躍する映画『ブラックパンサー』は、日本では2018年3月1日に公開となる。


By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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