ロータス、第1号車の誕生から70周年を記念して30台限定モデル「エリーゼ カップ260」を発表!
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ロータスジープと同じくらい頻繁に特別仕様車を発売する。ラインアップのモデル数が少なければ、それらを最大限に活用する必要があるからだ。そして10月20日、またロータスは新たに30台の限定生産となる特別モデル「エリーゼ カップ 260」を発表した。

エリーゼ カップ 250」をベースとするこのカップ 260は、「エヴォーラ GT430」と「エキシージ カップ 380」などの高性能モデルから軽量化や空力に関するデザイン哲学が取れ入れられており、標準仕様で乾燥重量は869kgと、すでに十分軽いカップ 250より15kgも軽いという。オプションのチタン製エキゾーストを装備すればさらに7kg軽くなる。

カップ 260では車重が減っただけではなく、ダウンフォースは増している。151mph(約243km/h)の速度では180kgのダウンフォース(カップ 250と比べて44%増)を発生し、コーナリング速度の向上に寄与する。その鍵となるコンポーネントは、ルーバー付きフロント・フェンダー、カーボンファイバー製フロント・スプリッター、そして巨大なカーボンファイバー製リア・ウィングだ。



カップ 250のライトウェイト・オプションは、ほとんど全てがカップ 260では標準装備となっている。シル・カバー、ロール・フープ・カバー、フロント・アクセス・パネル、エンジン・カバーはいずれもカーボンファイバー製だ。リア・ウィンドウはポリカーボネート製でさらなる軽量化を図っている。軽量アロイ・ホイールには前205/45 R16、後235/40 R17サイズのヨコハマタイヤ製「アドバン ネオバ AD08R」タイヤを装着。ナイトロン製2段階調整式ダンパーはエリーゼで初めて採用された。2ピース構造のディスク・ローターを4輪に装備するが、不思議なことにキャリパーはフロントがAPレーシング製、リアがブレンボ製だ。

ミドシップに横置きされるトヨタ製ベースの1.8リッター直列4気筒スーパーチャージャー付きエンジンは、最高出力253ps、最大トルク255Nm(26.0kgm)を発生。0-60mph加速はわずか3.8秒(0-100km/hは4.2秒)、最高速度は243km/hと発表されている。英国ヘセルにあるロータスのテストコースは、黄色と緑色のバッジを付けたクルマのベンチマークとなっているが、カップ 260は同コースにおいてカップ 250より2.5秒速いラップタイムを記録したという。



ボディは特別なチャンピオンシップ・ゴールドと呼ばれる塗装をまとい、ロータスの第1号車誕生から来年で70周年を迎えることを記念するリースのデカールとユニオンジャックがあしらわれている。インテリアはアルカンターラが標準だが、我々としては懐が許せば、シートの中央とドアの内張が素敵なタータン柄(黄色または赤から選べる)となるタータン・トリム・パックを選択したい。ロータスのクルマらしく軽量化が優先された結果、エアコンやカーペット、防音材などは全てオプションとなっている。

英国における販売価格は20%の付加価値税込みで5万9,500ポンド(約890万円)。決して安くはないが、これほど純粋なドライビングを公道で味わえるクルマは他にほとんどないはずだ。


By REESE COUNTS
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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