【ビデオ】スーパーカー部隊で知られるドバイ警察が、今度はホバーバイクを導入!
10月8日〜12日に開催された中東・アフリカ・南アジア最大の情報通信技術展示会(GITEX)では様々な先進機器が展示されたが、それらの"上を行った"のが、ドバイ警察の新型ホバーバイク「スコーピオン」だ。ロシアのドローン・メーカーであるホバーサーフ社が2月に発表した電動クアッドコプター「スコーピオン3」をベースに開発されたこのドバイ警察仕様機は、1回の充電で高度5mを、最高速度70km/hで25分間飛行することができる。

だが、その程度の性能で犯罪者が怯むことはないだろう。特にドバイの長く真っ直ぐなハイウェイを、300km/hを超える速度で競い合う公道レースに興じる者どもが気にするとは思えない。しかし、ドバイ警察部隊はこの最新マシンを、交通渋滞が激しい都市中心部など、どんなに高性能なクルマでも到達しづらい場所に向けた第一対応車として配備するつもりだ。出動拠点に情報が伝えられると、最大荷重300kgのスコーピオンは、メルセデス・ベンツGクラス」やブガッティ「ヴェイロン」よりも速く警察官を救援物資と共にその場所へ運ぶことができる。ホバーバイクはさらに、6kmまでの飛行距離であれば一般的なドローンのように遠隔操作も可能だ。今回ご紹介するビデオでは、高級車を揃えることで知られるドバイ警察のパトカー隊を前に、約12kgのモトクロス用プロテクタを装着したドバイ警察官が、スコーピオンの機動飛行を行っている。

その基本構想は、アラビアンナイトの空想物語ではない。米国陸軍は、クラウドファンディングサイト「キックスターター」のプロジェクトから始めて有人飛行のできるホバーバイクを販売する英国のマロイ・エアロノーティックス社と共同で戦場用補給ドローンの開発を進めている。エアバスのインキュベーターである「A³」部門は1人乗り用飛行機「ヴァーハナ」の2020年の実用化を目指しており、ダイムラーの出資を得たドイツのスタートアップ企業であるe-volo社は、巨大なプロペラを持つVolocopter(ボロコプター)を作り上げた。そして世界中の大学がこのコンセプトにますます力を注いでいるように思われる。問題は、我々がホバーバイクに乗った警察官を見られるかどうかということではなく、彼らがいつ、どこから現れるのかということだ。




By JONATHON RAMSEY
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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