【CEATEC2017】ダイソンよりも多機能!? 家電メーカーのシャープが作った電気自動車「SV-S500」とは!?
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シャープは、幕張メッセで開催されたCEATEC JAPAN 2017に、屋外型自立監視ロボット「SV-S500」を出展した。このモデルは既に2017年6月から北米で発売されているとのこと。ロボットと言えば人型をイメージする人が多いと思うが、こちらはクルマ型ロボット。

展示では、自立走行監視ロボットと呼ばれているが、見た目はクルマであり、かつ自動運転もしてしまう電気自動車なのだ。

先日ダイソンが電気自動車を手掛けていることを明らかにしたが、まだ開発は始まったばかり。無人タイプなので、厳密にはダイソンの開発中のソレとは違うと思われるが、家電メーカーのシャープがこのような電気自動車をすでに発売していたのは驚きだ。


このSV-S500は、工場や倉庫などの広い敷地内を自律走行し、本体に搭載したカメラで周囲360°を常時撮影、不審者の敷地内への侵入などを遠隔監視するために開発されたクルマ型の屋外自律走行監視ロボットだ。

2017年6月にアメリカで発売され、大手警備会社 U.S.Security Associatesに納入されている。走行時は、GPSを利用して現在地を把握しながら、あらかじめ設定された巡回ルートを時速約5kmで自律走行。

そして、本体前方のPTZ(パン・チルト・ズーム)カメラと前後左右に搭載された4台の広角カメラで本体の周囲360°を常時撮影して巡回業務を行っている。


その映像は、リアルタイムで監視ルームに送られるので、警備員は監視ルームから敷地内の様子を遠隔監視することができ、不審者の侵入やフェンスの破損などの異常を遠隔で確認することが可能となっている。


リアのタイヤは特殊形状。車体が回転する際に横向きに動くことで、車体の向きが変わる仕組みとなっている。そのため、フロントタイヤはハンドル操作で動くことなく直進状態で固定されていても、フロントタイヤを軸に回転することが可能だ。

車体自体はコンパクトで小回りが利くので、固定監視カメラでは把握しづらい障害物の陰なども確認でき、巡回警備の負荷低減することができそうだ。

さらに、本体にはスピーカーとマイクを搭載。不審者発見時には、監視ルームから問いかけたり、不審者の声を聞き取ったりできるほか、サイレンを鳴らすことも可能となっている。

また、様々な気候の変化にも対応し、加えて、一定距離内の人や物を検知すると自動減速または停止するなど、様々な安全設計が施されている。

今後は、警備会社をはじめ、工場や倉庫、データセンター、空港や湾岸設備など、広大な敷地を有する企業や施設への提案を進め、警備コストの低減や警備の質の向上に貢献していくとのことだ。

人が乗れる電気自動車ではないが、このような技術を量産自動車に組み合わせれば、より安全なクルマになりそうだ。

■関連サイト

シャープが作った電気自動車がどのような走りをするのか、気になる方は公式サイトをチェック!!

シャープ SV-S500 公式サイト
http://www.sharpintellos.com/


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