レズヴァニ・モーターズ、まるで実物大ホットウィールのようなSUV「タンク」を発表! 価格は約2,000万円
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米国カリフォルニア州に本拠を置く新興自動車メーカーのレズヴァニ・モーターズは、「ビースト」というアグレッシブな名前の過激なスポーツカーで有名になった。だが、昨年2月の時点でそのラインアップにSUVを追加することを検討しており、今回「タンク」と呼ばれる新型車を発表することで、ついにその目標が実現された。

レズヴァニ・モーターズのタンクは、同社のスーパーカーと並んで販売されるのに相応しいスタイリングのSUVとなっている。ボディには至るところにバルジ、ベント、彫り込み、鋭角が付けられ、凹凸したその姿は武装したミリタリー・ジープと実物大ホットウィールを混ぜ合わせたようだ。米国版Autoblog編集部では賛否が分かれているが、筆者自身は馬鹿げた面白さと魅力を感じている。



ワイルドなボディの下には、我々がよく知っている有能なハードウェアが隠されている。一見しただけでは分かり難いが、よく見ればタンクは現行型ジープ「ラングラー・アンリミテッド」をベースとしていることが分かるだろう。ドアの開口部はラングラーと同じ形状だし、インテリアはダッシュボードやドア・パネルなどラングラーから引き継いだものばかりだ。エクステリアも、ウインド・シールドの上部にラングラーのルーフライトが隠れているのが見つけられる。

しかし、ラングラーがベースということは、高いオフロード性能を持つソリッド・アクスルのシャシーと、パートタイム4輪駆動システムが備わっていることを意味する。しかもエンジンはラングラーのV型6気筒ではなく、500馬力を発生する「グランドチェロキー SRT8」の6.4リッターV型8気筒が搭載されている。



ボディ・パネルの下にも通常とは異なる興味深い特徴がある。4枚のドアは後部が逆ヒンジに開くスーサイド・ドアに変更されており、しかも電動で開閉する。運転席には速度などを表示するヘッドアップ・ディスプレイのほか、赤外線暗視カメラまで装備されているが、それが何のために使われるのかということをレズヴァニ社は詳しく説明していない。同社はさらに、このクルマを防弾仕様にする「バリスティック・アーマー・パッケージ」をオプションで追加し、より"タンク"らしくすることも可能だと述べている。



このレズヴァニ社の大袈裟なSUVに付けられた価格も決して控え目とは言えない。17万8,000ドル(約2,000万円)からとなっているが、その中身は3万ドル(約340万円)以下で買えるジープ ラングラーなのである。しかし、ラングラーにこれだけ手を加えることは大変だ。例えば、ラングラーにタンクと同じ6.4リッターV8エンジンを積むだけでも、American Expedition Vehicles社に頼めば3万ドル以上かかる。これにジープ本体の価格と、派手なボディ・ワークなど全てのアップグレードを含むことを考えれば、タンクは決して安いとは言えないまでも、価格に見合うだけの価値がないとも言えまい。


By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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