MVアグスタがルイス・ハミルトンと共同開発した特別限定モデル「F4 LH44」を発表! 
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F1ドライバーのルイス・ハミルトンと、イタリアのオートバイ・メーカーであるMVアグスタが、互いに惹かれ合い協力して244台限定の「ブルターレ 800 ドラッグスター RR LH44」を作り上げたのは2年前のこと。そして今年、そのアングロ・イタリアンのロマンスが再燃。ハミルトンは先週末に行われたマレーシアGPの合間を縫って、さらに台数が絞られた超限定モデル、MVアグスタ「F4 LH44」の発表に立ち会った。このレーシング・ドライバーとレーシーなオートバイ・メーカーの関係は単なる気まぐれではない。ダイムラーはハミルトンがドライバーを務めるメルセデスAMGペトロナスF1チームを所有し、MVアグスタに25%の出資をしているのだ。



ハミルトンとMVアグスタの開発チームがベースに使用したのは、最高出力212psを発揮する「F4 RC」。これは標準モデルの「F4」にレパルト・コルセ(RC)レーシングキットを組み込み、出力を7psを引き上げたもの。一方、重量は8ポンド(約3.6kg)軽量化されている。エンジニアリング部門は、F4の特徴的な4本エキゾーストを、MVアグスタの世界スーパーバイク選手権参戦マシンにヒントを得たSCプロジェクト製シングル・アンダーシート・ユニットに変更。また調整可能なオーリンズ製サスペンションはフロント、リア共にオーリンズ定番のゴールドに代わってブラックとし、フロントフォークはチタンコーティングが施されたUSD NIX type30、リアにはTTX36ショックアブソーバーが装備されている。



カラーリングはハミルトンの意向により、パールホワイトのフレームにグロス仕上げのキャンディ・アップル・レッドをまとい、マットブラックのアクセントと、クロヒョウをモチーフにしたハミルトンのロゴがあしらわれている。また、レース仕様のタンクキャップ、CNC旋盤加工でアルマイト仕上げのホイールナットなどディテールにも拘り、専用タイヤのピレリ「ディアブロ・スーパーコルサ」には、サイドウォールに赤いストライプと「LH44」のロゴが入っている。MVアグスタによると、自社の市販バイクにスモークを施したフロントガラスを採用するのは初めてだという。この超限定モデルの生産台数はわずか44台。販売価格は5万ユーロ(約665万円)と囁かれているが、少なくとも1台はすでに売れているようだ。入手は非常に難しいと思われるが、せめてその姿をギャラリーにご用意した写真でじっくりとご覧いただきたい。


By JONATHON RAMSEY
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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