分かりやすい!? ジャガー・ランドローバーが最高出力に基づいた命名法を採用へ
ジャガーランドローバー(JLR)が、エンジンのダウンサイジングによる実情に即して車名の命名体系を変えるという昨今の潮流に追随するようだ。ジャガー「Fタイプ」の未発表モデルを捉えたスパイショットに、「P380 AWD」と記されたバッジが写っていたのだ。

どうやらPとは英国でガソリンを意味する単語「petrol」を、380はエンジンの馬力を指すらしい。「AWD」はもちろん「All-Wheel Drive」、つまり全輪駆動のことだ。英国の自動車メディア『Auto Express』によれば、エントリー・レベルのFタイプは「P300」と名付けられ、これも搭載する2.0リッター直列4気筒ターボ・エンジンの最高出力を示すのだという。ランドローバーもこの新しい命名法に準じると見られる。

なお、ディーゼル車はPの代わりに「D」の文字が、電気自動車とハイブリッド車は「E」の文字が、システム合計の最高出力を表す数字と共に与えられる。したがって、ジャガー初のEVとなる「I-PACE」はリアに「E400」のバッジを掲げることになるのだろう。ただし、馬力を表す単位が英馬力(hp)と仏馬力(ps)では違うことを、どのように扱うのかは気になるところだ。

そこまで最高出力を強調する必要はないかもしれないが、エンジンの小排気量化が進む一方で過給器や電気モーターの追加による馬力の増幅が多くなる中、車名に関するこの傾向は強まるものと思われる。少なくとも、JLRの新たな名付け方は、先日発表されたアウディの紛らわしい新命名体系や、実際の排気量を全く度外視したBMWの命名法よりは理解しやすい。


By JEREMY KORZENIEWSKI
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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