【ビデオ】ポルシェの新型「911 GT2 RS」、ニュルブルクリンクで量産車最速タイムを更新!
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誕生したときから背負っていた大きな期待に見事に応えた。ポルシェの新型「911 GT2 RS」がニュルブルクリンク北コースで、7分まで10秒以上も残すラップ・タイムを記録したのだ。その6分47秒3というタイムは歴代ポルシェ 911史上最速というだけでなく、公道走行可能な量産スポーツカーによる最速記録でもある。



興味深いことに、ポルシェではもっと控え目な7分5秒を目標タイムにしていたという。ポルシェのモータースポーツ部門責任者であるフランク=シュテッフェン・バリサー博士は「開発の初期段階で、我々は新型GT2 RSのラップ・タイムを7分5秒以内と見据えていました」と述べている。だが、開発エンジニア、メカニック、ドライバーはそのタイムを17.7秒も縮める結果をもたらした。驚くほど優秀なチームワークが実証されたというわけだ。この記録は公式に認定され、最高出力700馬力のGT2 RSは、歴代911で最もパワフルというだけでなく、最速であることが証明された。

この記録は決して幸運な偶然が重なった結果ではない。ラース・ケルンとニック・タンディは、繰り返し驚異的なラップ・タイムを連発しているのだ。ポルシェは初日に1回目の走行でいきなり、それまで量産スポーツカーの最速記録だったランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ」の6分52秒01というタイムを打ち破り、その後も続けて6分50秒以下のタイムを5回も記録した。



今回、ポルシェはニュルブルクリンクに2人のドライバーと2台のGT2 RSを投入している。ポルシェのGTモデル・ラインのディレクターを務めるアンドレアス・プレウニンガー氏は「異なる2台のクルマと2名のドライバーによって達成されたという事実を我々は誇りに思います。これはGT2 RSが何度でもこの記録を再現できる性能があると示しているからです」とコメントしている。ニック・タンディもまたその性能を引き出す役目として万全な状態だったのだろう。彼は米国オースティンで行われた世界耐久選手権(WEC)第6戦の6時間耐久レースで「919ハイブリッド」をドライブした後、そのままニュルブルクリンクに来ていたのだ。最終的に最速となったタイムは、ニュルブルクリンク耐久選手権に出場しいるポルシェのテスト・ドライバー、ラース・ケルンによって達成された。

1本目の動画はポルシェの挑戦を1分30秒にまとめたダイジェスト映像。そして2本目がその驚異的な走りを収めた車載カメラの映像だ。





By ANTTI KAUTONEN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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