【国際福祉機器展2017】新たな使い方が魅力的!! ホンダ「N-BOX」に第3のパッケージが登場!!
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ホンダは、第44回国際福祉機器展H.C.R2017に、「N-BOX」のラインナップに来春より新たに加わる予定のスロープフロア仕様をワールドプレミアとして出展した。

これまでは、N-BOX+に車イス仕様やスロープが装着できるオプションが用意されていたが、今回のモデルからはN-BOXにスロープフロア仕様が用意された。つまり、結果としてN-BOX+が消滅したということになる。


フルモデルチェンジしたN-BOXには、既にフレキシブルに座席が移動するフロントベンチシート、ミニバンのようにフリーアクセスできる助手席スーパースライド仕様がラインナップされている。

そして、今回新たに第3のパッケージとなるスロープフロア仕様が加わったというわけだ。ただ、今回のスロープ仕様は単なる車イスを乗せるためのパッケージということではなく、日常使いにも使いやすいスロープ仕様に進化している。

安全運転支援システムであるホンダセンシングも搭載され、普段は通常仕様と同様に4人乗り軽自動車として使うことが出来る。そして、キャンプ道具を満載してアウトドアに出かけたり、農機具を乗せて市民農園に行ったりする時には、フラットフロアやスロープ機能を利用して使いやすい道具として活用することが出来るようになっている。

もちろん、車いすの積載に関してもしやすい工夫がなされている。


従来モデルでは、スロープを使うためには、11工程の手順が必要だったが、今回のモデルでは、5工程でチェンジすることが出来き、日常生活での使い勝手を向上させている。

車イスでの外出は、車両への積載に比較的手間がかかるが、クルマ側の事前のセッティング手順が簡単になったので、その部分での負担が減り、より楽に外出することが出来そうだ。

また、雨が降った際に、子供を迎えに行ってミニバンに自転車を積載して帰宅する人を見かけるが、スロープがあれば女性でも楽に荷室に自転車を積載することもできるので、そのようなシチュエーションでも重宝しそうだ(積載可否は自転車の大きさによるが)。


デザインは、ノーマルモデルの他、カスタムモデルも用意された。特にリアのデザインは、福祉車両というような特殊なデザインではなく、通常モデルに近づいた自然なデザインに仕上げられている点もポイント。

結果として、N-BOX+はなくなったが、ほぼN-BOX+の魅力を進化させたモデルがスロープフロア仕様と言えそうだ。


スロープはこのように3枚のパネルで出来ており、スライドして設置することできる。また、このパネルは折りたたんで車両前方へ回転させることで、通常使用時もフラットな床面として使うことが出来るようになっている。


セカンドシートを倒して車イスを積載できる状態にした場合は、このように広いスペースを活用することが可能だ。今回の改良では車イス用の手すりも抜き差しせずに回転するだけで設置することが出来るようになり、より利便性が高まっている。

会場スタッフによると、来春登場するこのスロープフロア仕様は、それほど従来モデルからは高くならないだろうとのこと。N-BOXをよりアクティブに、便利に使いたい人は一考の価値があるパッケージとなるだろう。

ホンダ 公式サイト
www.honda.co.jp/