ジャガーの「XE SV プロジェクト8」は、ボディの70%が専用に作り替えられている
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ジャガー「XE SV プロジェクト8」は驚異的なスポーツセダンだ。最高出力600psのV8エンジンを搭載するこのクルマは、これまでジャガーが作ったロードカーの中で最もパワフルな1台である。さらに驚くのは、それがジャガーのエントリー・レベルのセダンをベースにしているということだ。少なくとも一見した限りではそうかと思う。しかし、実はボディの大半がプロジェクト8専用に作り替えられている。ジャガーの担当者によれば、スタンダードな「XE」と共有するのはルーフとドア・パネルだけで、それ以外の70%は完全にこのクルマ独自のものであるという。

プロジェクト8専用のエクステリアには、もちろんワイドに拡げられたフェンダーも含まれる。そしてその大部分は金属ではなくカーボンファイバー製だ。だが、単に形状と素材を変えたパーツにそのまま付け替えただけではなく、特殊な調整も必要だったという。例えば、プロジェクト8用の巨大なタイヤとホイールを装着するためには、ヘッドライトの位置をずらさなければならなかったそうだ。ちなみにタイヤの幅は前265mm、後305mmという太さである。

その他のスタイリングも変更された点がある。フロント・バンパー内側に見られる多数の小さな穴が開けられたベントは、ジャガーの歴史に対するトリビュートだ。六角形の穴は、旧いジャガーのロゴを模っているという。細長い六角形の中にジャガーの文字が描かれた昔のロゴマークである。

隅から隅まで、多くの新しい技術が投入され、このプロジェクト8は開発された。その成果は「驚くほど素晴らしい」と言うほかない。


By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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