ポルシェ、「911R」ような公道で運転が楽しめるモデルを台数制限なしで生産することを検討中
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昨年ポルシェが発売した限定モデル「911 R」は、たとえガレージに所有することが出来なくても、心の中にあるだけでエンスージアストを大いに魅了した。911の長所を全て抽出して1台に詰め込んだようなモデルだったからだ。しかし、残念ながら991台の限定生産であり、納車が始まるとその市場価格は一気に跳ね上がった。もはや手が届くような値段ではなく、ほとんどの人は手に入れることができないだろう。しかし、その高い評判を受け、ポルシェは911Rと同様の純粋主義者向けモデルを、台数制限なく生産することを検討しているようだ。

ポルシェの研究開発担当役員ミヒャエル・シュタイナー氏は、911がサーキットだけでなく公道ででも楽しめるクルマであることが重要だと述べている。新型「911 GT3」がサーキット向けであることは確かだが、ポルシェは最高の公道向けモデルというものについて明確な解答を提示していない。「911カレラ GTS」がそれに近いかもしれないが、911 Rとは方向性が違う。シュタイナー氏によると、ポルシェにはまだ限定モデルだけでなく台数に制限を設けないレギュラー・モデルを増やす余裕もあるとのこと。



いつ頃そのようなモデルが登場するのかは不明だ。現行の991.2型はモデルライフの半ばに差し掛かり、その後継と思われるクルマの路上テストも目撃されている。理論上、軽量化された911を生産することは難しくないだろう。実質的に、911 Rは新たな機構を加えたというものではなく、既存の911シリーズの様々なモデルからパーツを寄せ集めたようなモデルと言えるからだ。とりあえず、9月12日に開幕するフランクフルト国際モーターショー(一般公開日は16日〜24日)で最新の情報を待つとしよう。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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