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100%電気自動車の日産リーフ」の2世代目モデルが2017年9月6日にワールドプレミアとして日本で公開され、10月2日より発売を開始することが発表された。

リーフと言えば、初の量産型電気自動車として、そして時代の先駆者として電気自動車ならではのデザイン、使い方などが提案されたが、セールスとしては、残念ながら爆発的なヒットにはつながらなかった。

今回のモデルはその反省か、副社長のダニエレ・スキラッチ氏が"リーフは電気自動車ではない"と冒頭で発言されたように、第2世代目は電気自動車という価値ではなく、普通のクルマとしての魅力を追求したモデルへと進化している。


現航続距離は従来モデルの約40%増となる400km(JC08モード)となり、電気自動車だから遠くに行けないというという不満が解消され、普通のクルマとして使えるモデルに進化した。

これは、日本の平均的なドライバーであれば、1週間に1度の充電で済むイメージとのことだ。現在では、7,200器以上の急速充電器が設置され、普通充電器を含めると2万8,000器以上設置されているので、リーフで行けない場所はほぼないと言って良いだろう。

今回投入された新しい家庭用充電器は強化され、リーフの電池容量が増えても一晩で充電できるようになっており、その点からも普通のクルマとしての使い勝手は向上している。


初代リーフが登場した際は、先行する参考に出来るモデル等もないため、電気自動車としての特徴を表す独特のシグネチャーを表現した斬新なデザインが採用された。

その結果としては街中ですぐにリーフとわかるデザインには仕上がったものの、個性的なデザイン過ぎて、好き嫌いがはっきりしてしまったデメリットもあった。

現在の電気自動車は、一般化し普及する段階へと変化した。初代「プリウス」がハイブリッドカーとしての独特のデザインを表現したが、現在では一般モデルに展開され、もはやハイブリッドカーだからこのようなデザインということは求められなくなったのと同様に、普及段階へ来たということだろう。


今回投入された新型リーフは、日産車として、インテリジェントモビリティーのアンバサダーとしての役割を持ち、他の日産車同様のVモーショングリルなどが採用されることで、電気自動車独特のデザインから脱却し、普通のクルマとしての魅力、存在感を表現するデザインに仕上げられた。

クルマ自体としては、電気自動車しかできない世界という部分を強調するのではなく、普通のクルマとしての魅力を追求されたモデルになったが、電気自動車ならではの、低重心、フロントヘビーにならない重量バランス、応答性は、ガソリン車では実現できないドライバビリティを実現することが出来るだろう。

新型リーフの価格は約315万円から。ライバルとしては、大きさは多少異なるが、モータードライブということもあり、プリウスPHVが約326万円からということで比較対象となるのは間違いない。今後、オートパイロットなどの先進技術を標準装備した"普通のクルマ"として、ユーザーの選択肢に入るかどうかが、新型リーフの普及のポイントとなるだろう。

■日産自動車 公式サイト
http://www.nissan.co.jp/


【中継】新型 #日産リーフ ワールドプレミア(発表記者会見)

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